【太陽光発電】LONGi:HPBC 2.0搭載パネルが国内太陽光発電所リパワリングで発電量向上

(出典:HPより)
既設太陽光発電所の価値向上策として注目されるリパワリングで、高効率パネルの導入効果を示す事例が明らかになった。LONGiは、茨城県小美玉市の太陽光発電所におけるリパワリング案件で、N型BC技術「HPBC 2.0」を搭載した太陽光パネルが採用されたと発表した。設備容量をほぼ維持したまま、発電量の大幅な改善が確認されている。
同発電所では、経年劣化した太陽光パネルとパワーコンディショナの更新を中心とするリパワリングを実施した。設備容量は約1.0メガワット規模と同等水準を保ちながら、リパワリング後の2025年7〜10月の発電量は前年同期比で月別137〜155%となった。限られた敷地条件や系統条件のもとでも、発電量の回復と上積みが可能である点を示した事例となった。
発電量向上の背景には、設備更新そのものの効果に加え、高効率化を重視した設計要素がある。採用されたHPBC 2.0搭載パネルは、受光面に電極を持たないバックコンタクト構造により、変換効率の向上と温度特性の安定性を両立する点が特徴となる。さらに、本案件では両面発電モデルの活用や、地表面反射率を高める防草反射シートの敷設など、複数の施工要素を組み合わせることで発電量改善を後押しした。
事業性の観点でも一定の成果が示された。発電事業者側では、設備容量を大きく変更せずに発電量が向上した点を評価しており、リパワリングに要したコストについても、運転開始後およそ6年半での回収を見込んでいる。FIT残存期間を活用しながら、長期運用における安定性や信頼性を高める選択肢として、リパワリングの有効性が浮き彫りとなった。
国内では、2010年代に導入された太陽光発電所が更新期を迎えつつあり、既設ストックをどう活用するかが課題となっている。設備容量を増やさずに生涯発電量を高めるという視点は、今後の太陽光事業の持続性を左右する要素の一つとなる。今回の取り組みは、高効率パネルへの更新によって発電所全体の価値向上が期待できることを示すケースとして、市場動向を占う材料となりそうだ。
【出典】
▷N型BC技術「HPBC 2.0」搭載の太陽光パネル、国内太陽光発電所のリパワリングに採用
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。