【市況】IRENA:再エネ雇用1660万人に到達、伸び鈍化と包摂人材が焦点に

(出典:HPより)
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、再生可能エネルギー分野の雇用が2024年に世界で1660万人へ拡大したと整理した。一方で、設備導入が過去最高水準となる中でも雇用増加率は2.3%にとどまり、地政学・地経学的な摩擦の強まりや自動化の進展が、雇用の伸びを抑える要因として浮上した。雇用の地域偏在も大きく、上位5地域で全体の85%超を占め、中国が単独で44%を占有した。中国に続く雇用規模は、アジア(中国除く)が247万人、EUが180万人、ブラジルが138万人、インドが128万人となる。
技術別では太陽光が牽引役となり、2024年の雇用は720万人で最大規模となった。次いでバイオ燃料260万人、水力230万人、風力190万人が続く。太陽光は製造面で中国の存在感が突出し、太陽光雇用の58%を中国が占め、上位10か国で82%を占める構図が示された。雇用の質と多様性では、女性比率が再エネ分野で32%と、石油・ガス(23%)より高い一方、世界全体の労働参加(43%)を下回り、管理職比率は19%にとどまる。障害のある人々を含め、移行の果実を広く行き渡らせるには、訓練機会の拡充、包摂的採用、働きやすい職場設計が鍵となり、IRENAはスキル形成に関する国際協調の枠組みも提示した。
【出典】
▷Record Employment in Renewables, Emerging Challenges and Pathways to an Inclusive Workforce
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。