【脱炭素・SDGs・ESG】板硝子協会:廃板ガラスを製造原料へ、ポストカレット回収制度の確立目指す

(出典:HPより)
板硝子協会は「板ガラスリサイクルビジョン~ファーストビジョン 2025~」を公表し、建築物の解体・改修や廃自動車から排出される廃板ガラスを回収し、建築用板ガラス製品の製造原料として再利用する制度・体制の確立を掲げた。会員各社が進める溶融技術の改良など技術革新とリサイクルの進展を両輪に、「低炭素な板ガラス製品」の普及拡大を通じて2050年度カーボンニュートラルへの貢献を狙う。ビジョンは進捗に応じて見直し、随時改訂する方針も示した。
背景には、製造段階でのCO2排出削減の必要性がある。従来は品質確保の観点から、製造工程由来の「プレカレット」を中心に利用してきたが、脱炭素の加速には使用後に発生する「ポストカレット」の活用拡大が欠かせないと位置付けた。ポストカレットは原料起因の排出削減に加え、溶融温度の低下による燃料削減、最終処分量の抑制や天然資源採掘の抑制にもつながる。実現に向け、回収制度の創設、建築分野での分離・搬送の効率化、高層建築ごとの回収手法の検討、相談・診断員の資格制度検討、自動車分野での制度活用、太陽光パネル由来ガラスの受入検討、複層・合わせガラスの分離技術開発、環境配慮設計、他建材への用途拡大、低炭素製品の定義・認証検討を挙げた。指標として、最大生産能力の範囲で受入可能なポストカレット量の上限を315Kt/年とし、受入目標量の設定も明確化した。
【出典】
▷板ガラスリサイクルビジョン~ファーストビジョン 2025~《序文》 板ガラスリサイクルビジョン制定に寄せて
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。