【調査】環境省：令和7年度スギ雄花花芽調査、9道府県で過去10年比200％超

環境省は、令和7年度のスギ雄花花芽調査結果を公表した。春のスギ花粉飛散量の指標となる雄花の着花量を全国47都道府県で調査した結果、過去10年平均と比べ200％以上となったのは、北海道、山形、静岡、愛知、京都、大阪、奈良、鳥取、徳島の9道府県だった。一方、50％未満にとどまったのは青森、岩手の2県となった。着花量は前年秋の雄花の形成状況から翌春の花粉飛散量を推計する基礎データとして活用される。

同調査は、林齢25～60年程度のスギ林を対象に、双眼鏡による目視観測で実施され、平成16年度以降、毎年継続している。環境省は、民間事業者による花粉飛散予測の精度向上を目的に、観測地点の詳細情報を公開しているほか、花粉症対策として、マスクやメガネの着用、花粉飛散が多い時間帯の外出回避、室内への花粉持ち込み防止などの基本的な行動を呼びかけている。関連情報は花粉情報サイトで順次提供される。

【出典】
▷令和７年度スギ雄花花芽調査の結果等について
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。