【ゼロエネ建築】環境共創イニシアチブ:ZEB実証事業の成果公表、延床面積ベースで普及進展

(出典:HPより)
環境共創イニシアチブは、経済産業省資源エネルギー庁が主催する「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業 調査発表会2025」の資料を公開した。調査では、ZEB実証事業の実績分析とともに、先進的な取り組み事例を整理し、非住宅建築物における省エネ・創エネの進展状況を示した。ZEBの件数は年度を追って増加傾向にあるものの、各年度の非住宅建築物の着工棟数全体に占める割合は依然として低水準にとどまっている。一方で、延床面積ベースでは約20%程度まで普及が進んでおり、大規模建築物を中心にZEB化が着実に広がっている状況が読み取れる。
公開された資料には、2024年4月から2025年3月までの実績データや、事業者別の取り組み状況が付録として整理されている。これにより、建築規模や用途別の傾向、エネルギー性能向上に向けた設計・設備面の工夫などが把握可能となった。動画配信は行わず、資料公開に特化した形式とした点も特徴で、政策立案や事業検討に活用できる一次データの提供に重点を置いた構成とされている。非住宅分野の脱炭素化を進めるうえで、ZEBの量的拡大に加え、今後は中小規模建築物への波及や棟数ベースでの底上げが課題として浮かび上がる。
※特集にて詳報いたします。
【出典】
▷ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業 調査発表会2025
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。