【AI・IoT・DX】シャープ：電気料金連動AI制御でHEMSを強化、料金型DRにも対応

シャープは、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」のAI制御機能を進化させ、多様化する電力会社の電気料金プランに対応した自動制御を2026年2月12日から提供する。契約中の料金プランを登録するだけで、蓄電池や給湯器をAIが自動制御し、電気代の削減につなげる仕組みとした。電力調達コストの変動を背景に料金体系が複雑化する中、利用者が都度設定を変更する負担を軽減する狙いがある。

新たなAI制御では、料金プランの特性や余剰電力の買取価格を考慮し、太陽光発電の余剰電力や割安な時間帯の電力を有効活用する。電気料金単価は6カ月ごとに自動更新され、単価改定時も原則として利用者の操作は不要とした。また、再生可能エネルギーの発電量に応じて価格を変動させる「料金型DR」にも対応可能とし、需要シフトによる電力需給調整への活用も見込む。HEMS機器のセキュリティ対応や制度整備も進め、家庭分散型エネルギーの利活用を後押しする考えとしている。

【出典】
▷蓄電池や給湯器を自動で賢く制御して、電気代を削減
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。