【脱炭素・SDGs・ESG】富士フイルムホールディングス：CDP「気候変動」「水セキュリティ」で最高評価を獲得

富士フイルムホールディングスは、国際非営利団体CDPが実施した2025年度の環境情報開示評価において、「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野で最高評価となる「Aリスト企業」に認定された。気候変動分野は4年連続5回目、水セキュリティ分野は6回目の選定となる。CDPは世界の機関投資家を代表して企業の環境対応を評価しており、2025年は約2万2100社が回答した。今回の評価は、同社の情報開示水準と環境戦略が国際的に高く評価された結果といえる。

同社はCSR計画「サステナブル バリュープラン2030」に基づき、気候変動対策や資源循環、生物多様性の保全を重点課題に位置付けている。気候変動では2040年度までに自社使用エネルギー起因の温室効果ガス排出を実質ゼロとし、2030年度までに製品ライフサイクル全体の排出量を2019年度比で50％削減する目標を掲げる。再生可能エネルギー導入や省エネ設計を進めるほか、水資源分野では全拠点で水リスク評価を実施し、使用量削減や地域と連携した水源保全に取り組んでいる。グループ全体での環境対応が評価の背景にある。

【出典】
▷「気候変動」「水セキュリティ」の2分野でCDPより最高評価を獲得
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。