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【海外】Solar Energy Industries Association:米国太陽光、25年7〜9月期導入量が過去3番目の高水準

2025.12.16

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(出典:HPより)


米国の太陽光発電市場が拡大している。2025年7〜9月期の新規導入量は11.7ギガワットとなり、四半期ベースで過去3番目の規模に達した。年初来累計では30ギガワットを超え、同期間に新設された発電容量の約85%を太陽光と蓄電池が占めた。導入の約7割はトランプ大統領が勝利した州で進み、テキサスやフロリダ、インディアナなどが上位に並ぶ。ユタ州では大規模案件の稼働により、同州として初めて上位10州に入った。

一方、先行きには不透明感も残る。内務省による許認可を巡る対応や連邦政府の政策動向が、大規模太陽光や蓄電池案件の事業環境に影響を及ぼしている。許認可が未決の案件は約73ギガワットに上り、政治的要因による遅延や中止のリスクが指摘される。製造面では、ルイジアナ州やサウスカロライナ州で新工場が稼働し、25年のモジュール製造能力は17.7ギガワット増加した。米国内で主要部材を一貫生産できる体制が整いつつあるが、需要拡大を取り込むには制度面の安定が課題となっている。

【出典】
REPORT: U.S. Adds 11.7 GW of New Solar Capacity in Q3, Third Largest Quarter on Record
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。