【蓄電関連】SHARP：東電EPの家庭向けDRに蓄電池連携　PPH活用で制御リソース拡大

東京電力エナジーパートナーは、家庭向けDRサービス「エコ・省エネチャレンジ 機器制御オプション」で、遠隔制御対象機器にシャープ製家庭用蓄電池を追加した。東電EPとエナジーゲートウェイ、シャープエネルギーソリューションは、2024年12月から2025年3月にかけて蓄電池を遠隔制御する実証を実施し、あらかじめ設定した運転パターンに沿って蓄電池が作動し、需給調整に有効な調整力を創出できることを確認していた。この成果を踏まえ、本格サービスへの組み込みに踏み切った格好となる。電力小売と蓄電池メーカーが協業し、家庭用DRリソースを広げる取り組みとして位置づける。

本取り組みでは、分散型エネルギー機器をつなぐ情報通信基盤「Public Power HUB」を東電EPとして初めて商用環境で採用する。メーカーごとに異なる通信方式を一元的に扱える仕組みを使うことで、多様な家庭用蓄電池を効率的に制御できる構成となる。さらに、シャープのクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」と連携し、家庭の電力使用状況や気象予報に基づきAIが自家消費とDR制御を最適化する設計とした。3社は、再生可能エネルギーの有効活用と電力安定供給、家庭の電気料金負担の軽減につながるDRサービスの普及を進め、2050年カーボンニュートラル実現への貢献を目標に据える。

【出典】
▷ご家庭のお客さま向けDRサービス「エコ・省エネチャレンジ 機器制御オプション」にシャープ製家庭用蓄電池を追加
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。