【AI・IoT・DX】J-COMSIA：施工管理ソフト情報を集約した日本初のデータベースを公開

施工管理ソフトウェア産業協会（J-COMSIA）が、施工管理ソフトの製品情報や検定情報、発注機関要件を集約した「施工管理ソフトウェアデータベース」を公開した。非営利団体が公平性と透明性を担保して運営する情報基盤としては国内初の取り組みで、民間比較サイトとは異なる中立性を確保した点が特徴となる。建設DXの進展に伴い、施工管理ソフトは「業務支援ツール」から「行政・現場・ベンダーをつなぐ共通基盤」へ役割を広げており、市場拡大が続く中で信頼性評価の仕組みを整備する動きが強まっていた。登録ソフトは5年で約2.2倍に増え、74社191ソフトが掲載されるまでに拡大している。

データベースでは、ソフトの機能や対応業種、発注機関適合状況、過去バージョン履歴に加え、J-COMSIA検定に合格すると自動で適合証PDFが発行される仕組みも備える。発注機関は検定情報と推奨ソフトを一元管理でき、施工業者は発注者要件に沿ったソフトを効率的に検索できるなど、利用者ごとに利点を持たせた構成となる。カテゴリ横断検索、発注機関別ソート機能、バージョン管理など、導入判断に必要な情報をワンストップで提供する点も特徴となる。今後は公共事業での実運用を促すための連携強化や掲載ソフトの拡大、DX関連情報の発信を進める方針で、建設現場の省人化と生産性向上に寄与する基盤として期待される。

【出典】
▷建設DXを加速する日本初の「施工管理ソフトウェアデータベース」を公開
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。