【自治体】横浜市：バッテリー交換式EVで市内配送実証を開始

横浜市・いすゞ自動車・ファミリーマート・伊藤忠商事は、バッテリー交換式小型EV「エルフEV」を活用した配送実証を市内で開始した。左右両側から同時に交換できる国内初の交換ステーションを新横浜に設置し、ファミリーマート約80店舗への配送に投入する。約7分で満充電バッテリーに交換でき、商用車電動化の課題となる充電時間を大幅に短縮する点が特徴である。横浜市は運輸部門が市域CO₂の約2割を占める状況を踏まえ、商用用途に応じた多様な電動化モデルの普及を進める。

実証は令和7年11月20日から最大2年間行われ、3台のエルフEVを運行する。ステーションには太陽光発電を設置し、供給電力には「はまっこ電気」を組み合わせ、走行時のCO₂排出を実質ゼロとする。横浜市といすゞは令和5年に商用車部門の脱炭素化に関する連携協定を締結しており、本実証はその具体化に位置づけられる。運行継続性や作業効率の検証を通じ、市内物流の電動化モデル構築を目指す。

【出典】
▷横浜市「バッテリー交換式EVによる配送実証開始」
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。