【蓄電関連】パワーエックス:auリニューアブルエナジーの蓄電所3拠点に蓄電システム採用

(出典:HPより)
パワーエックスの系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」が、auリニューアブルエナジーの中部エリアにおける蓄電所3拠点で採用された。岐阜県下呂市、愛知県瀬戸市、岐阜県高山市に計9台を導入し、総容量は24.6MWhとなる。各拠点は2026年から順次運転を開始し、中部電力系統に接続される計画で、電力が余剰となる時間帯に充電し、不足時に放電する運用を通じて需給バランスの安定化に寄与する位置づけとなる。蓄電システムは岡山県玉野市で開発・製造され、国内製造による供給体制の強化にもつながる構成となっている。
今回設置される9台は、いずれも20フィートISO規格コンテナを活用した「Mega Power 2700A」で、1台あたり公称容量2,742kWh、定格容量2,468kWhのLFP電池を搭載する。各拠点には3台ずつ配備され、いずれも1.9MWのPCS出力を備える。EPCは日本エネルギー総合システムが担当し、拠点ごとに2026年上期から下期にかけて順次運転開始が予定される。再エネの出力変動が増す中、大規模蓄電の整備は系統安定化に不可欠となっており、今回の導入は中部エリアの電力インフラ強化を後押しする動きとなる。パワーエックスは今後も国内製造の蓄電システムを通じてカーボンニュートラルへの貢献を目指す構えを示す。
【出典】
▷auリニューアブルエナジーの蓄電所3拠点で蓄電システムが採用
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。