【蓄電関連】住友化学:電池用セパレータ事業を再編し韓国拠点へ集約

(出典:HPより)
住友化学は、リチウムイオン二次電池用セパレータ「ペルヴィオ」の事業を2026年3月末を目途に再編する。大江工場の製造設備を停止し、生産と関連機能を韓国大邱の子会社SSLMに集約する方針だ。国内では次世代材料の研究開発に特化し、事業全体の成長基盤を再構築する。ペルヴィオはアラミドの耐熱性を生かした材料で、2006年から量産を開始。品質と安定供給に対する評価を背景に、2017年にはSSLMでも生産体制を整え、薄膜化や耐久性の改良、生産性向上を進めてきた。
今回の再編は、EV普及を背景に中長期的な拡大が見込まれるリチウムイオン電池材料市場での競争力強化を狙う。大規模生産が可能な韓国拠点への集約により、事業の効率性向上と需要増への柔軟な対応を図る。住友化学は電池材料分野で革新的技術の開発に注力し、スマートモビリティ社会の進展に寄与する姿勢を示す。研究開発を国内に残しつつ、生産を海外へ最適配置する体制で、事業の持続的成長を目指す構えだ。
【出典】
▷リチウムイオン二次電池用セパレータ事業の再編について
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。