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【蓄電関連】東急パワーサプライ:家庭用蓄電池1000台の実装で電気代最大4.8%削減を確認

2025.11.14

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(出典:HPより)


東急パワーサプライは、東京都の助成制度を活用し、家庭用蓄電池1000台を無償配布する「てるまるでんちプロジェクト」を推進している。市場連動型の料金プランと組み合わせ、需給管理担当者が蓄電池を遠隔制御することで、停電時の電力確保に加え、通常時の電気代削減と都市部の電力安定化に寄与する仕組みを構築した。先行導入世帯の分析では、2025年9月の電気代が蓄電池未導入の場合と比べ最大4.8%(646円)の削減となり、経済性が確認された。自動充放電により、参加世帯は特別な操作を行わずに電力市場価格の安い時間帯に充電、高い時間帯に放電され、再エネ活用とCO₂削減にも寄与する。

申込者123世帯へのアンケートでは、57.7%が「停電時にも電気を使えること」を期待すると回答し、災害対応への評価が高いことが示された。一方で、電気代削減への期待も40.7%に達し、遠隔制御による自動運用への関心も強い。利用者からは「追加料金なしで電気代が下がる」「生活のストレスが減った」との声が寄せられた。プロジェクトリーダーは、蓄電池導入を具体的に検討していなかった世帯の参加が増えている点を評価し、家庭用蓄電池の社会実装に向け裾野拡大が進んでいるとの認識を示す。今後はDR実証の拡大や2026年12月のレポート発表に向け、東京都内の対象世帯の募集を継続する。

【出典】
家庭用蓄電池1,000台の大規模社会実装事業「てるまるでんちプロジェクト」先行導入家庭で最大4.8%の電気代削減を確認! ~アンケートでは「停電対策」に高評価~
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。