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【脱炭素・SDGs・ESG】竹中工務店:建設系廃プラのケミカルリサイクル実証に6社で着手

2025.11.14

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(出典:HPより)


竹中工務店は、鹿島建設、日本通運、リファインバースグループ、あおぞら、三菱ケミカルの5社とともに、建設現場から排出される廃プラスチックのケミカルリサイクル実証事業に乗り出した。環境省の「令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業」に採択され、廃プラの分解による油化と再利用に向けた技術・運用面の課題を検証する。建設現場で発生する廃プラは種類が多岐にわたり汚れの付着も多いため分別が難しく、これまで多くが焼却や埋立に回ってきた。6社は再資源化率の向上と業界への水平展開を見据え、サプライチェーン構築を含め環境性と経済性の両面から実用可能性を探る。

本事業では、建設現場が広域に分散する特性を踏まえ、収集運搬に伴うCO2排出量を加味したLCA分析を実施し、ケミカルリサイクルの脱炭素効果を定量的に評価する。課題抽出から解決策の立案までを一体的に検証し、建設系廃プラの新たな循環モデルの確立を目指す。各社は油化技術、物流、廃棄物処理、化学品製造などそれぞれの強みを生かし、建設業で発生する廃プラの資源循環を促す仕組みの構築を図っていく。環境省が進める循環型社会形成の取り組みに呼応し、建設業界の廃棄物処理の高度化とCO2削減に向けた実証を推進する。

【出典】
「建設現場から排出される廃プラのケミカルリサイクル実証事業」に着手
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。