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【給湯・空調・換気】パナソニック:気体状次亜塩素酸で百日咳菌99%抑制を確認

2025.11.07

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(出典:HPより)


パナソニック空質空調社は、次亜塩素酸水溶液から揮発した気体状次亜塩素酸が、約25立方メートル(約6畳)の空間で付着した百日咳菌を4時間で99%以上抑制することを確認した。空気清浄機などの性能評価に用いられる日本電機工業会規格(JEM1467)に準拠した環境での基礎研究による成果であり、空気中の病原体に対する抑制効果を体系的に示したものとして注目される。百日咳は感染力が強く、近年は10代の感染者増加が目立つ。2025年には百日咳、新型コロナ、リンゴ病、麻疹が同時流行する「クワトロ感染症」が社会問題化し、同社は空間衛生技術の確立を急ぐ。

同社は1987年から次亜塩素酸技術の応用研究を進めてきた。気体状次亜塩素酸は自己分解しにくく、オゾンの約2.5倍の持続性を持つ。従来の除菌・脱臭用途に加え、新型コロナウイルスや麻疹ウイルス、イヌパルボウイルスなどに対しても抑制効果を実証済みで、今回の検証により「クワトロ感染症」を構成する全4種の病原体に対する有効性が確認された。今後は安全で快適な空間づくりを軸に、気体状次亜塩素酸の応用可能性を広げる。

【出典】
業界初、気体状次亜塩素酸が、付着した百日咳菌を99%以上抑制
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。