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【市況】プレハブ建築協会:工業化住宅の満足度、築10年でも高水準 住まい実態調査

2025.10.30

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(出典:HPより)


プレハブ建築協会住宅部会は、築6~10年の戸建住宅オーナー600人を対象に実施した「住まい実態アンケート」で、工業化住宅の満足度が住宅市場平均を大きく上回る結果を発表した。総合満足度のトップ2(非常に満足+満足)は68.6%と、市場平均の57.3%を上回り、アフターサービス担当者(ホームドクター)満足度も61.0%と高い水準にあった。住宅会社への信頼感や担当者対応の評価が高く、顧客ロイヤルティ向上につながっている。NPS(他者推奨度)は-23.7と業界平均(-45.2)を大きく上回った。
調査では、リフォームやメンテナンスの依頼・相談意向も平均を上回るなど、住宅会社との関係継続への意識が高いことが示された。太陽光発電や蓄電池などの先進設備の採用率と満足度も高く、住宅オーナーの省エネ意識の定着がうかがえる。一方、HEMSなど一部設備では説明不足による満足度低下も見られ、引渡し後のフォロー体制強化が課題として浮上した。住宅ストック活用型社会への移行が求められる中、協会は引き続き人材育成と情報共有を進め、「住生活向上推進プラン2025」達成を目指す方針だ。

【出典】
2024年度 既存住宅「住まい実態アンケート」調査結果(築6年~10年対象)
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。