【市況】経済産業省:2024年度の発電量は8,537.5億kWh、新電力シェア19.5%に

(出典:HPより)
経済産業省・資源エネルギー庁が公表した2024年度の「電力調査統計」によると、国内の発電電力量は8,537.5億kWhとなり、内訳は火力が6,266.4億kWh(73.4%)、原子力と新エネルギー等がそれぞれ約10.5%、水力が9.6%を占めた。燃料別ではLNGが2,841.7億kWh(33.3%)、石炭が2,698.4億kWh(31.6%)と依然として火力依存が高い。都道府県別では千葉県が最多で823.1億kWh(9.6%)を記録した。
需要電力量は8,609.9億kWhで前年比1.3%増。うち電気事業者の需要実績は8,228.1億kWhで、特別高圧2,193.0億kWh、高圧2,904.5億kWh、低圧3,099.6億kWhといずれも増加傾向にある。小売電力市場では新電力のシェアが19.5%となり、低圧分野では24.9%に達した。事業者数は計797社で、このうち需要実績のある事業者は537社。地域別では東京都が769.7億kWhで最多となり、愛知・大阪が続いた。電力供給構造の火力依存が続く一方、新電力の存在感拡大が浮き彫りとなった。
【出典】
▷電力調査統計表
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。