ニュースPRESS RELEASE & Original reporting

【脱炭素・SDGs・ESG】大成建設:カーボンリサイクル外壁で国内初の耐火認定、CO₂マイナス建築へ道

2025.09.27

X line

(出典:HPより)


大成建設は、製造時のCO₂排出量を実質マイナスにできるカーボンリサイクル・コンクリート「T-eConcrete/Carbon-Recycle」を用いた外壁部材で、国内初となる「1時間耐火」の国土交通大臣認定を取得した。これにより、通常の建築確認申請のみで外壁部材(カーテンウォール)への適用が可能となり、高層ビルなどでカーボンネガティブな建材を導入できる環境が整った。従来、セメント不使用の建材は法令上の指定材料に該当せず、個別認定が必要だったが、今回の認定で設計期間の短縮と普及拡大が期待される。

新外壁は製造過程で産業由来のCO₂を炭酸カルシウムとして固定化し、従来比最大120%のCO₂削減を実現。ポリプロピレン繊維の混合で耐火性も確保し、既存設備で製造できるため導入ハードルも低い。認定により申請手続きが簡素化され、建物全体のライフサイクルCO₂削減にも寄与する。同社は今後、構造部材への適用拡大や低炭素型コンクリートの標準化を進め、建築分野の脱炭素化を加速させる。

【出典】
国内初 カーボンリサイクル・コンクリート外壁部材の耐火大臣認定を取得
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。