【蓄電関連】トリナ・ストレージ:ユアサ商事と戦略提携、500MWh供給で日本の大型蓄電市場を開拓

(出典:HPより)
トリナ・ストレージは、ユアサ商事と大型蓄電事業に関する戦略的業務提携の覚書(MOU)を締結した。両社は2025年から5年間で合計500MWhの産業用大型蓄電システムを日本市場に供給し、再生可能エネルギーの普及とカーボンニュートラル実現を後押しする。500MWhの容量は最大15万世帯の一晩分の電力に相当し、電力需給の安定化と系統運用の柔軟性向上に寄与する見通し。
再エネ比率の高まりで需給調整力の確保が重要となる中、大型蓄電はピークシフトや電力供給の安定化に欠かせないインフラとして需要が拡大している。提携ではユアサが国内販売網やプロジェクト開発、運用体制構築を担い、トリナはセルからBESSシステム、電力供給までを統合した一体型ソリューションを提供する。両社の協働により、日本市場における大型蓄電プロジェクトの導入とサービス展開を加速させる。
トリナはこの提携を日本事業拡大の重要な節目と位置づけ、現地法規や市場ニーズに即した体制とO&Mネットワークを整備。製品は国際認証を取得しており、日本ではJET類焼試験に合格した初の海外ブランドとしても注目される。研究開発・製造拠点を中国に持ち、量産と安定供給を支える体制も構築している。ユアサは、再エネ拡大で蓄電の重要性が増す中、技術と実績を有するトリナと協業することで、世界水準の蓄電ソリューションを国内顧客へ提供し、脱炭素社会の実現を目指す。
【出典】
▷トリナ・ストレージ、ユアサ商事株式会社と大型蓄電事業に関する戦略的業務提携の覚書(MOU)を締結
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。