【電力・ガス】北海道電力:英Reactive社と系統慣性を計測、再エネ拡大と安定供給を両立へ

(出典:HPより)
北海道電力は英Reactive Technologies(RTL)と共同で、北海道エリアにおける系統慣性の計測を開始する。政府が2025年2月に閣議決定した第7次エネルギー基本計画では、2040年度に再エネ比率を4~5割へ引き上げる一方、火力比率は3~4割に低下する見通し。火力縮小に伴う慣性力低下が電力系統の不安定化を招く懸念が指摘されている。
RTLは独自のGridMetrix®技術を用い、複数地点で電圧位相・周波数を高精度に同期計測する装置(XMU)によって系統慣性を推定。北海道電力はこれにより慣性実態を把握し、再エネ導入拡大と需給安定の両立に向けて電源構成の検討に活用する方針。
【出典】
▷ 北海道電力「北海道エリアにおける系統慣性計測の実施について」
※本記事は一次情報をもとに生成AIで要約しています。詳細は公表資料をご参照ください。