ニュースPRESS RELEASE & Original reporting

【政策】環境省:汚水処理人口普及率93.7%に上昇

2025.08.23

X line

(出典:HPより)


環境省、国土交通省、農林水産省の合同調査によると、令和6年度末の全国汚水処理人口普及率は93.7%となり、前年から0.4ポイント上昇した。処理人口は1億1613万人に達したが、依然として約780万人が未整備地域に居住する。人口5万人未満の市町村では普及率が84.5%にとどまり、都市部との差が顕著に残る。処理施設別では下水道が1億140万人(普及率81.8%)と主力を占め、農業集落排水283万人、浄化槽1175万人、コミュニティ・プラント15万人が続いた。

国は都道府県構想に基づき、地域の実情に応じた効率的な整備を地方自治体と進めている。特に中小市町村での普及遅れ解消が課題であり、国は引き続き未普及地域への支援を強化する方針。指標は下水道や浄化槽など各方式を統一的に人口ベースで算出しており、平成8年度以降毎年公表している。地域格差是正と持続可能なインフラ整備に向けた取り組みが一層求められる。

【出典】
令和6年度末の汚水処理人口普及状況について
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。