【提携・M&A・新会社】ダイキン工業：米DDCS社を買収、AIデータセンター冷却に本格参入

ダイキン工業は、子会社ダイキンアプライドアメリカズ（DAA）を通じ、米Dynamic Data Centers Solutions（DDCS、カリフォルニア州サンディエゴ）の買収に基本合意した。DDCSはサーバーラック単位の個別空調や設備マネジメントシステムに強みを持ち、AIデータセンターの冷却課題に対応する企業。今回の買収で、従来の大型空調機器や制御技術に加え、ラック単位の冷却技術を組み合わせ、データセンターの省エネや高効率化に向けたトータルソリューションを提供する体制を整える。買収は8月下旬に完了予定。

AI専用データセンターは世界的に拡大し、都市部を中心に限られた空間での効率的冷却需要が高まっている。DDCSのシステムはリアルタイム解析と自動制御により消費電力と発熱を最適化し、省エネ運転を実現する。ダイキンは北米を起点にグローバル展開を加速し、AIデータセンター冷却市場でのリーダーシップ確立を目指す。AIによるデータ処理拡大に伴う環境負荷への対応を、冷却ソリューションを通じて強化する。

【出典】
▷AIデータセンターの冷却技術強化に向け米DynamicDataCentersSolutions社の買収に基本合意
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。