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【太陽光発電】YKK AP:臨海副都心でペロブスカイトBIPV実証開始

2025.08.17

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(出典:HPより)


YKK APは、東京都臨海副都心のテレコムセンタービルでフィルム型ペロブスカイト太陽電池を内窓に組み込んだ建材一体型太陽光発電(BIPV)の実装検証を開始した。関電工や東芝エネルギーシステムズ、東京都港湾局などと連携し、既存オフィスビルを対象にした初の大規模検証となる。期間は2025年8月から2026年1月までで、合計15枚のBIPV内窓を設置し、発電効率や設置方法、方位や角度による発電差などを検証する。実証は東京都の「次世代型ソーラーセル社会実装推進事業」助成対象にも位置づけられている。

これまで同社は秋葉原や札幌などで実証実験を重ね、積雪条件や反射光の活用効果などを検証してきた。今回の実証は熱線反射ガラスを採用した既存ビル環境での発電特性や長期使用を前提とした施工方法の確認が主眼。窓で断熱(省エネ)に加え、窓で発電(創エネ)を実現することで、都市部のオフィスビルにおけるカーボンニュートラル実現に寄与する狙いだ。BIPVの普及は建材産業と再生可能エネルギーの融合を加速させる動きとして注目される。

【出典】
臨海副都心の既存オフィスビル「テレコムセンタービル」でフィルム型ペロブスカイト太陽電池(次世代型ソーラーセル)を内窓に用いた建材一体型太陽光発電の実装検証を開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。