【蓄電関連】第一工業製薬:電池用接着剤の新設備投資、四日市工場に30億円

(出典:HPより)
第一工業製薬は、リチウムイオン二次電池の負極用水系複合接着剤「エレクセルCRシリーズ」の需要拡大に対応するため、三重県四日市工場霞地区に約30億円を投じて新たな製造設備を導入する。稼働開始は2027年度を予定し、同製品の製造能力強化と供給体制の安定化を図る。今回の投資は2025年5月の滋賀工場に続くもの。高弾性かつ復元性に優れた同接着剤は、シリコン系負極材100%への対応力を有し、電池の高容量化と長寿命化を両立。大手電池メーカーへの採用も進む。
同社は2025年4月に開始した中期経営計画「SMART 2030」において、環境・エネルギー分野を成長の柱に位置づけており、2030年には売上高300億円・営業利益30億円を同分野で目指す。「エレクセルCRシリーズ」は、その1/3を担う重点事業とされ、小型電子機器やEV市場など多様な用途拡大を見据え、将来的な追加投資も視野に入れている。
【出典】
▷リチウムイオン二次電池負極用水系複合接着剤 四日市工場 霞地区に新たな製造設備投資を決定!
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。