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【提携】パナソニック:独tado°と空調制御で資本提携

2025.03.22

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(出典:HPより)


パナソニック空質空調社は、ドイツのIoT空調制御スタートアップtado°と資本業務提携契約を締結した。出資額は3,000万ユーロ(約48億円)で、役員1名を含む社員を派遣し、経営にも参画する。暖房機器メーカーとして同社との資本提携は初となる。

tado°はスマートサーモスタットを欧州中心に展開する注目企業で、約100万世帯の利用実績を持つ。同社の製品とパナソニックのヒートポンプ式温水給湯暖房機「A2W」を連携させることで、室温や電気料金などを加味した最適制御が可能となり、消費エネルギーを最大約20%削減できる。

2025年9月を目標に、両社共同でA2W専用の高効率制御ソフトウェアを開発し、最大約30%の省エネ効果を目指す。アプリ連携やマーケティング活動、インストーラー支援も行い、既存のガス・石油暖房システムからの置き換えを促進する。

環境負荷の低い自然冷媒の導入や寒冷地対応技術など、A2Wの欧州市場対応を強化してきたパナソニックは、tado°との協業を通じてエネルギー効率と快適性の両立を加速させる。

【出典】
暖房機器メーカーとして初めて※1、IoTを活用した空調制御プラットフォーマーtado°社と資本業務提携契約を締結
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。