【蓄電関連】出光興産、全固体電池量産に向け硫化リチウム製造拠点

(出典:HPより)
出光興産は、全固体電池向け固体電解質の中間原料である硫化リチウムの量産に向け、大型製造装置(Li₂S大型装置)の建設を決定した。建設地は千葉事業所(千葉県市原市)で、2027年6月の完工を予定。製造能力は蓄電池3GWh/年相当と世界トップクラスとなる。
本プロジェクトは経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」に認定され、総事業費213億円のうち最大71億円が助成対象となる。出光興産は、硫化リチウムの量産を通じて固体電解質の事業化を加速し、2027~28年の全固体電池実用化を目指す。
全固体電池は、従来の液系電池と比べて高いエネルギー密度と短時間充電を実現できる次世代電池とされる。出光興産は、固体電解質の開発と量産体制を強化し、EV分野を中心に市場拡大を狙う。硫化リチウムの量産技術は1994年に確立され、長年培ったノウハウを活かし、高純度の製品供給を進めていく。
【出典】
▷全固体電池材料(固体電解質)の量産に向け、 中間原料である「硫化リチウム」の大型製造装置の建設を決定
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。