【企業】川崎重工、LIBリサイクルで高純度リチウム回収
川崎重工は、中国の海螺創業グループおよび合弁会社CKMと共同で、車載用廃リチウムイオンバッテリー(LIB)から純度99.5%以上の高純度炭酸リチウムを継続的かつ安定的に回収する技術を確立した。
川崎重工がセメントプラントで培った焼成技術と化学プラントの溶出技術を応用したもので、NCM系およびLFP系といった多様なLIBを処理可能だ。中国安徽省蕪湖市に設置された商用規模の設備では、最大20トン/日の処理能力を持ち、4カ月間で廃電池1,300トン以上を処理。ブラックマスの回収とともに、LFP系廃電池からの炭酸リチウム回収に成功した。
【出典】
▷車載用廃リチウムイオンバッテリーリサイクルシステム共同開発
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。