【統計】経済産業省、2023年度エネルギー需給実績公表
経済産業省 資源エネルギー庁は、2023年度のエネルギー需給実績(速報)を発表した。エネルギー消費全体は前年度比3.0%減、供給面でも化石燃料が7.0%減少する一方、非化石燃料は10.6%増加し、再生可能エネルギーは11年連続で増加を記録した。
需要面では、都市ガス(4.1%減)や石炭(4.0%減)、石油(2.9%減)、電力(2.5%減)が軒並み減少した。部門別では製造業の停滞に伴う企業部門の消費減少(3.5%減)が顕著であり、家庭部門でもテレワーク減少の影響により4.4%減となった。運輸部門は0.6%減とほぼ横ばいだった。
供給面では、非化石燃料シェアが25年ぶりの高水準となる19.2%に上昇。特に原子力は51.2%増、太陽光発電も5.5%増と伸び、発電電力量全体に占める非化石燃料比率は31.4%と、東日本大震災以降初めて30%を超えた。
エネルギー自給率は15.2%と震災後で最高水準を記録。二酸化炭素(CO2)排出量は前年度比4.8%減の9.2億トンと、1990年度以降の最小を更新した。
【出典】
▷令和5年度(2023年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。