【独自】グリーンタレントハブ:脱炭素領域に特化した総合人材サービス 本格始動「アジアNo.1をめざす」
汎ゆる業界・業種問わず叫ばれる常套句。人手不足―。持続可能な社会の実現を加速させる上で鍵となるのは一人ひとりのタレント(能力)ではないか。
脱炭素領域における若きエースが新たな切り口で問題解決に動き出した。
脱炭素領域に特化した人材紹介・キャリア構築支援を行うグリーンタレントハブは2023年4月に設立されたスタートアップ。創業者の井口和宏社長はアイアンドシー・クルーズにて、人材紹介事業に従事。電力・ガス領域の新規事業立ち上げ、前職では住宅・産業用太陽光発電の初期費用ゼロ円モデル「シェアでんき」を展開するシェアリングエネルギー設立に参画。事業開発室長として運営基盤を築いてきた経歴をもつ。
「数少ない成長産業の1つである脱炭素領域で、圧倒的に人材が足りていないことを感じていました。国や世界が掲げるカーボンニュートラル達成目標年もそう遠い未来ではない。であれば、自身が経験してきた『脱炭素』×『人材』というキャリアを活かし、社会に貢献したいと考えた」と設立経緯を振り返る。とはいえ、人材事業者は数多。違いはどこにあるのか。
一般的な求人事業では企業が求める人材においてマッチングできるのは人物像に加え、事務・営業・経営企画といった職能レベルが主となるケースが多い。一方、脱炭素領域はまだ新しい市場であると共に高度な専門性が求められる。そこで同社はこの専門性をもった人材を『グリーンタレント』と位置づけ、専門エージェントが求職者と企業ニーズを見極め、フォローしていく方式をとる。マッチング1案件に数ヶ月を要するケースもあるという。丁寧に。
「グリーンタレントハブのキャリアコンサルタントは、自らが脱炭素領域での事業・アドバイザリー・投資経験を有するプロフェッショナルのみで構成されています。業界インサイダーとしてVC含む各社との人的ネットワークも厚く、弊社のみに採用のご相談をいただく場合もしばしばございます。変化の激しいこの業界において、ご相談者様に確かなマーケットインサイトとキャリア機会をご提案いたします」と説明した。
非公開案件含む数百件の脱炭素関連に特化した求人を掲載する『グリーンタレントハブ』や脱炭素市場を人材という切り口で描く公式YouTube『脱炭素キャリアチャンネル』の運営を通し求職者と企業を募る。
井口社長自身が築いてきた脱炭素領域における企業とのネットワーク。VC経由で投資先スタートアップによる幹部候補のサーチ依頼など複雑な案件を紡いでいる。2024年7月には任意団体『グリーン人材開発協議会(代表:橘川武郎 国際大学学長)』の発起人としてグリーンタレント市場の活性化に動いている。
目標はアジアNo.1の脱炭素領域に特化した総合⼈材サービス企業―。
若きエースの志は高かった。
▷脱炭素領域に特化した求人サイト「グリーンタレントハブ」
▷公式YouTube「脱炭素キャリアチャンネル」
▷グリーン人材開発協議会