【統計】プレハブ住宅完工戸数、ZEHが40.5%を占める
プレハブ建築協会が発表した「プレハブ住宅完工戸数実績調査報告」によると、2023年度におけるプレハブ住宅の完工戸数は114,729戸で、前年度から10,251戸減少し、前年比91.8%となった。全新設住宅着工戸数に対する割合は14.3%と、前年度の14.5%から微減した。
構造別の完工戸数では、木質系が12,079戸と前年比105.8%となり、5年ぶりの増加を見せた。一方、鉄鋼系は92,459戸で前年比91.0%、コンクリート系は10,191戸で前年比85.3%と、いずれも減少傾向が続いている。
ZEH住宅が40.5%を占める一方で、長期優良住宅も堅調
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の完工戸数は46,449戸で、プレハブ住宅全体の40.5%を占めた。構造別では、鉄鋼系のZEH化率が84.6%と最も高く、木質系では76.3%、コンクリート系では2.7%にとどまっている。一方、長期優良住宅の完工戸数は30,986戸で、全体の27.0%を占めた。
地域別では、関東、中部、近畿の3地域で全体の80.8%を占め、大都市圏に集中する傾向に大きな変化は見られない。都道府県別では、東京都と神奈川県が1万戸を超えており、滋賀県、奈良県、三重県での普及率が特に高い。
企業別シェアでは、一戸建部門の上位10社が99.8%を占め、共同建では上位5社で84.7%のシェアを確保している。
【出典】
▷プレハブ住宅完工戸数実績調査報告
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。