【企業】アイ・グリッド、オンサイトPPAで1,000施設突破

アイ・グリッド・ソリューションズは、オンサイトPPAによる分散型太陽光発電所の開発実績が累計1,000施設を突破したことを発表した。発電容量は約240MWに達し、全国の流通小売施設や物流施設などを中心に展開している。提供する「R.E.A.L.Solar Power」は、施設の屋根を活用したオンサイトPPAモデルで、施設オーナーが初期投資をせずに再生可能エネルギーを導入できる仕組み。

同社は2017年からオンサイトPPAによる開発事業を推進し、2020年の政府によるカーボンニュートラル宣言により需要が急拡大。ここ1年間では、1日あたり1施設以上のスピードで開発が進む。導入先は、バローHD、ヤオコー、センコーといった地域のライフライン企業を中心に270社に拡大している。

同社独自技術「余剰電力循環スキーム」は、AI技術を活用して施設の電力消費量や発電量を予測し、施設で消費しきれない余剰電力を効果的に活用する。施設の稼働時間帯には太陽光電力を最大限に利用し、早朝や休日などの非稼働時には蓄電池を活用して電力を賄うことが可能となる。

2024年9月には、カスタマーセンターを新設。契約期間中の運用に関する問い合わせに迅速に対応するほか、顧客からの要望を直接受け取り、新たなサービス開発に反映する体制を整えている。20年間の長期契約のもと、顧客のニーズに応えることで、安定した太陽光発電の運営を目指す。

災害時の停電に備えた予備電源機能が標準装備。停電時でも地域のライフラインを支える施設が安定して電力を確保できる。特に、スーパーマーケットやホームセンター、物流施設といった社会インフラを支える施設において、この機能の導入が進んでいる。

【出典】
▷オンサイトPPAによる分散型太陽光発電所の開発実績が1,000施設を突破
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。