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【断熱材・窓】業界動向:2025年08月度

2025.08.31

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太陽光発電を中心とする脱炭素領域にフォーカスした専門メディア『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
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■ 2025年8月度(8月1日~8月31日)

【自治体/政策動向】
| 東京都 | 7.28 |
都が断熱改修イベント開催
東京都は賃貸住宅の断熱改修促進を目的に、体感展示や補助制度相談会を含むイベントを開催。コンシェルジュによる個別支援も実施。断熱性能向上を通じたエネルギー効率化を図る。

【各種団体/政策動向】
| 住友不動産 | 7.30 |
断熱リフォーム推進TF発足
住友不動産など7社が業界の垣根を越えて断熱・省エネリフォーム推進タスクフォースを発足。脱炭素社会実現に向け既存住宅の断熱改修の普及拡大を目指す。

【企業/製品・サービス】
| LIXIL | 8.4 |
寒冷地向け窓製品を追加発売
LIXILは断熱窓「リプラス」に寒冷地向けEWタイプを追加。高断熱性・施工性を強化し、先進的窓リノベ事業Sグレードにも対応。補助金制度活用を見込み、リフォーム市場の需要を取り込む。

【企業/研究・開発・実証】
| 大成建設 | 8.7 |
断熱塗料「ZERO-eコート」開発
大成建設と大日本塗料は日本大学と共同で断熱性能を持つ外壁用水性塗料を開発。中空ガラスビーズ技術で省エネ化を実現し、既存建物でも施工可能。不燃認定取得へ。

【自治体/政策動向】
| 神戸市 | 8.9 |
断熱住宅体験会開催
神戸市は「スゴ!家」ぐらしと題し、省エネ断熱住宅のオープンハウスを開始。モデルハウス見学を通じて快適性や光熱費削減効果を体感させ、断熱性能向上を市民に浸透させる狙い。

【府省庁/政策動向】
| 環境省 | 8.17 |
窓リノベ補助申請23%
環境省の「先進的窓リノベ2025事業」は8月17日時点で予算の23%に相当する補助申請が提出済み。断熱性能向上を目的に窓やドア交換へ支援を行い、省エネ住宅普及を促進。総予算1350億円のうち累計申請額は約259億円となった。

【企業/製品・サービス】
| 日本アクア | 8.19 |
AI積算システム稼働
日本アクアがAI積算システムを開発し運用開始。月間7千件超の業務を自動化し時間を5割短縮。人員を建築物部門へ再配置し体制強化。断熱材事業の競争力向上と施工品質向上を狙う。

【企業/統計・調査・資料・他】
| ベルテクノ | 8.21 |
断熱リフォーム実態調査
ベルテクノが全国1016人調査を実施。猛暑下で断熱リフォーム関心は高いが、補助金利用率は2割にとどまる。認知不足や手続き負担が障壁となり、省エネ施策の浸透課題が浮き彫りとなった。

【企業/広報・IR・事例】
| LIXIL | 8.21 |
断熱リノベ事例集第8弾
LIXILは断熱リフォーム実例集『断熱リノベの匠』第8弾を公開。長崎の工務店が築50年住宅を高性能・高デザインへ再生。外張り断熱や漆喰壁を採用し、快適性と持続価値を両立するモデル事例を紹介した。

【自治体/統計・調査・資料・他】
| 東京都/東京都環境公社 | 8.27 |
室温ストレス調査結果公表
東京都と環境公社が住宅室温に関する調査を実施。半数が暑さ寒さに強いストレスを抱え、断熱改修経験者は快適性と光熱費削減を実感。断熱性能向上が健康と省エネの鍵と専門家が指摘。

【各種団体/統計・調査・資料・他】
| 日本サッシ協会 | 8.28 |
日本サッシ協会「快眠」レポート第2弾を公表
日本サッシ協会が断熱改修と睡眠の関係を整理。温熱・騒音・光の観点から窓リノベやシャッター活用の効果を示し、先進的窓リノベ2025の補助活用も提案。夏の寝苦しさ解消と省エネの両立を促す