【業界動向】蓄電関連:2025年10月度

太陽光発電を中心とする脱炭素領域にフォーカスした専門メディア『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
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■ 2025年10月度(10月1日~10月31日)
【研究機関/研究・開発・実証】
| 名古屋工業大学 | 9.22 |
▷鉄系全固体電池で高エネ密度
名古屋工業大が塩化物電極のレドックス準位設計を提示。鉄塩化物のアニオン置換で塩素脱離を抑制しつつ容量向上、エネルギー密度330Wh/kg級を達成。資源性と高性能を両立し次世代電池の設計指針を示す。
【企業/研究・開発・実証】
| 會澤高圧コンクリート、MIT、蓄電コンクリート工業会 | 9.26 |
▷蓄電コンクリ標準モジュール公開
會澤高圧コンクリートとMITが「蓄電コンクリート」標準モジュールを福島で公開し点灯。45cm角電極を積層し約25Vのユニットを構成、4基接続で100V級を確認。全国45社で工業会を設立し供給体制を整備、社会実装と分散型エネルギー網構築を急ぐ。
【企業/提携・M&A・新会社】
| アスリテラ、SEGL ENERGY | 9.26 |
▷台湾SEGLと国内総代理店契約
アスリテラが台湾SEGLと総代理店契約を締結。SEGLの独自BMS・インバーター搭載ESSを日本展開し、技術供与で共同開発を加速。介護・医療、産業用、Eバイク等に展開しVPP対応も視野。厳格な規制・環境条件への最適化を通じ高信頼の蓄電市場を開拓する。
【企業/広報・IR・事例】
| パワーエックス | 9.29 |
▷蓄電システム採用100拠点に到達
パワーエックスの定置用蓄電システム採用が国内100拠点に到達、累計約1,411MWh。系統蓄電所や特別高圧案件に加え、倉庫・工場での需要家導入も拡大。国内製造を強化し、再エネ変動の吸収と電力安定化を同時に狙う。
【企業/政策動向】
| ゼロボード | 9.30 |
▷電池CFP連携で4期連続採択
バッテリー向けCFP算定・DD対応の「Zeroboard for batteries」が、GIO実証・支援事業に4期連続採択。Ouranos連携や人権・環境DD機能を強化し、OEMや電池メーカーでの実装を拡大。今後はリサイクルCFPや自動車LCAにも展開。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 三井住友ファイナンス&リース | 9.30 |
▷系統用蓄電所2件の取得契約
SMFLみらいパートナーズがウエストES開発の系統用蓄電所2件を取得する売買契約を締結。山口県長門市と熊本県美里町で各2MW/10MWh、25年10〜11月運開予定。送配電網直結で時間帯充放電により需給調整と再エネ拡大に資する体制を構築。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 多摩川HD/多摩川エナジー/グリーンエナジー・プラス/グリーンエナジー&カンパニー | 9.30 |
▷系統用蓄電池と高圧PVで協業
多摩川エナジーとグリーンエナジー・プラスが協業開始。系統用蓄電所3件の建設を推進し、今後10件の開発を目標。高圧太陽光は累計5MW規模を計画。系統安定化と再エネ導入拡大に資する案件創出を急ぐ。
【企業/提携・M&A・新会社】
| イメージワン/FD | 9.30 |
▷特別高圧蓄電所の権利取得
イメージワンがFD社計画の系統用特別高圧蓄電所に関する土地・権利の売買契約を締結。出力約30MW・容量約130MWhを想定。第三者への販売や共同運営も視野に事業機会を拡大。来期影響は精査中。
【企業/研究・開発・実証】
| Jパワー | 10.1 |
▷響灘で系統用蓄電池を着工
Jパワーが北九州の若松総合事業所内で出力約1万kW・容量約4.3万kWhの系統用蓄電池「響灘蓄電所」に着工。再エネ出力変動に対応する調整力を供給し、出力抑制回避と系統安定化に貢献。2028年度の運開を目指す。
【企業/提携・M&A・新会社】
| テス・エンジニアリング/地盤ネット | 10.1 |
▷蓄電所EPCと地盤を一体提供
テス・エンジニアリングと地盤ネットが業務提携。蓄電所建設で地盤調査・改良からEPCまで一体のパッケージを構築し、案件の迅速化と長期安定運用を狙う。蓄電システム事業を成長分野に位置づけ、施工規模拡大を図る。
【企業/広報・IR・事例】
| AIストーム | 10.1 |
▷系統用蓄電池事業に参入
AIストームが次世代インフラとして系統用蓄電池事業に参入を決議。外部専門家と提携し運用ノウハウを補完、自己資金5億円で資産取得を進める。AIと気象連携で最適運用を目指し、新たな収益柱の確立を狙う。
【企業/研究・開発・実証】
| ソフトバンク/NEDO | 10.6 |
▷HAPS向け電池・太陽電池を開発
ソフトバンクのHAPS向け高エネルギー密度電池パックと高効率太陽電池の研究開発がNEDO事業に採択。軽量化と耐環境性の両立を図り、2028年度に成層圏で実証予定。
【企業/製品・サービス】
| パワーエックス | 10.6 |
▷蓄電システムがJC-STAR認証取得
PowerXが系統用蓄電システム「Mega Power」シリーズでIoTセキュリティ制度「JC-STAR」適合ラベルを取得。高い安全性と信頼性が評価された。
【企業/提携・M&A・新会社】
| ジー・スリーホールディングス/野村屋HD | 10.6 |
▷系統蓄電所に本格参入
九州の系統用蓄電所で用地・設備・接続権を取得し新事業を開始。長洲案件は1,999kW/8,000kWh規模。年間6カ所の取り扱いを目標。取得価額は非開示で、引渡は26年5月、取得は26年6月を予定。
【企業/提携・M&A・新会社】
| マーチャント・バンカーズ/エネルギーポイント | 10.6 |
▷アグリ企業20%出資で蓄電投資
アグリゲーターのエネルギーポイントに20%出資し資本業務提携。JEPX参加や運営体制を強化し、系統用蓄電池への投資を本格化。26年中に2MW/8MWhの高圧案件を3カ所稼働目標。
【企業/広報・IR・事例】
| テスホールディングス | 10.6 |
▷FIP太陽光併設の蓄電池工事受注
テスHDが京セラTCLソーラーからFIP制度活用の太陽光発電所向け蓄電池設置工事を受注。需給調整と収益性向上を狙い、容量約6,000kWhを導入する。
【企業/広報・IR・事例】
| 京セラコミュニケーションシステム/石油資源開発 | 10.6 |
▷JAPEX苫小牧に系統蓄電池着工
KCCSがJAPEX苫小牧蓄電所のEPCを受注し着工。出力20MW・容量約106MWhの特別高圧系統用蓄電池で、再エネ導入拡大と系統安定化に寄与。運用開始は2027年秋予定。
【企業/広報・IR・事例】
| 東京センチュリー/京セラTCLソーラー/テス・エンジニアリング | 10.6 |
▷飯塚メガソーラーに併設蓄電池
東京センチュリーの京セラTCLソーラーが飯塚第一メガソーラーでFITからFIPへ移行し、出力1,500kW・容量約6,000kWhの蓄電池を併設。出力抑制緩和と収益性向上を狙う。
【企業/研究・開発・実証】
| ダイハツ工業/豊田中央研究所/トヨタ自動車九州 | 10.7 |
▷直流マイクログリッド実証開始
トヨタグループ3社が小倉工場で再エネを核にした直流主体マイクログリッド実証を開始。3ポート電力変換器SPHで変換損失を約45%低減し、発電を生産ラインへ供給。余剰は蓄電しピークシフトと停電耐性を高める。
【研究機関/研究・開発・実証】
| 早稲田大/信州大/TDK/鳥取大/ヴェルヌクリスタル | 10.8 |
▷Si系負極で次世代系統蓄電開発
環境省の地域共創・セクター横断型CN技術開発事業に、Si系負極を用いた系統用蓄電技術が新規採択。信州大、TDK、鳥取大、早稲田大、ヴェルヌクリスタルの5者が参画。高エネ密度と出力・寿命を両立し早期実装を目指す。
【企業/研究・開発・実証】
| 出光興産 | 10.8 |
▷豪州鉱山に太陽光と大型蓄電池
出光興産が豪州ボガブライ鉱山で太陽光発電とバナジウムフロー蓄電池を導入。5MW発電でCO₂排出を削減し、業界最大の12.6MWh蓄電容量を確保。脱炭素型鉱山運営を推進。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 村田製作所/QuantumScape | 10.8 |
▷固体電池セラミックセパレーター協業
村田製作所とQuantumScapeが固体電池に用いるセラミックセパレーター量産化で共同開発契約。村田の調合・成形・焼成技術を適用し、量産・商業化とビジネスモデルを検討。EV向け次世代電池の早期実装を狙う。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 住友金属鉱山/トヨタ自動車 | 10.8 |
▷全固体電池正極材で協業
住友金属鉱山とトヨタが全固体電池用正極材の量産に向け協業。粉体合成技術を生かし劣化耐性を高めた材料を共同開発し、性能・品質・コストを磨き込む。BEV向け実用化目標27~28年の量産供給体制構築を急ぐ。
【企業/研究・開発・実証】
| NextDrive/グローブシップ | 10.9 |
▷蓄電アグリゲーション実証開始
NextDriveとグローブシップが千葉県柏市で蓄電池を用いたアグリゲーション実証を開始。負荷に応じた制御で需要抑制、創出可能な調整力量の評価、模擬市場での経済性検証を段階実施。分散電源統合で主力電源化を後押し。
【企業/広報・IR・事例】
| インフィニティエージェント | 10.9 |
▷相談窓口が累計1万件を突破
インフィニティエージェント運営の「リノベステーション」が累計相談1万件、口コミ平均4.7に到達。非対面相談、総額表示、補助金代行、長期保証を強みにDXで不透明な市場課題を是正。太陽光・蓄電・リフォーム需要を着実に取り込む。
【企業/広報・IR・事例】
| グリーンエナジー&カンパニー | 10.9 |
▷福知山に系統用蓄電所を設立
GECが京都府福知山市で系統用蓄電池事業会社「福知山土師蓄電所」を設立。1,999kW/8,000kWh規模を計画し、分散配置の蓄電池ネットワークを拡大。長期ビジョンのストック売上比率向上を推進。
【企業/広報・IR・事例】
| サーラエナジー | 10.9 |
▷サーラ浜松蓄電所、運用開始へ
サーラエナジーが静岡県初の系統用NAS蓄電池『サーラ浜松蓄電所』(出力11,400kW、容量69,600kWh)の運用開始準備を公表。10月15日に開所式、系統安定化と再エネ拡大に寄与。
【企業/広報・IR・事例】
| サーラエナジー | 10.9 |
▷東三河 太陽光併設蓄電所稼働へ
サーラエナジーが太陽光併設型蓄電所を豊橋市で運用開始準備。PV736kWと蓄電池7,520kWhを組み合わせ、需給調整市場に供出。10月20日開所式、日本初の運用形態と説明。
【企業/製品・サービス】
| Tensor Energy | 10.9 |
▷需給調整・系統充電に対応
太陽光+蓄電池の事業シミュを拡張。「Tensor Cloud」に一次調整力(オフライン)入札や系統充電前提の収益評価を実装。相対・JEPX・FIP転用との比較、セカンダリー買収のIRR/PIRR算定、30分価格系列の出力まで備え、投資判断と運用最適化を後押し。
【企業/広報・IR・事例】
| 出光興産/レノバ/長瀬産業/SMFLみらいパートナーズ | 10.10 |
▷姫路で系統用蓄電所が運転開始
出光興産、レノバ、長瀬産業、SMFLみらいPの共同出資による姫路蓄電所が運転開始。15MW/48MWhの系統用蓄電池で需給調整・容量市場に参画し、送配電系統の安定化と再エネ導入拡大を狙う。製油所跡地の遊休地を活用。
【企業/提携・M&A・新会社】
| RETRY/パワーエックス | 10.10 |
▷蓄電池・小売電気で業務提携
RETRYとパワーエックスが蓄電池および小売電気販売で業務提携。系統用蓄電所の共同開発を進め、電力供給の安定化と低価格化を実現。地域との対話で得た営業力を活かし、需要家への再エネ供給と蓄電サービス展開を強化する。
【企業/広報・IR・事例】
| 日本蓄電池 | 10.14 |
▷唐津で系統用蓄電所の受電開始
日本蓄電池が佐賀・唐津のNC相知町蓄電所で受電開始。定格1,988kW・8,146kWhのLiBを備え、試験後に商用運転へ。防災協定に基づく非常時の電源提供も想定。設計施工はクラフティア、機器はダイヘン製。
【企業/広報・IR・事例】
| ジー・スリーホールディングス | 10.14 |
▷ポータブル蓄電池販売を開始
ジー・スリーホールディングスがポータブル蓄電池販売を開始。複数仕入れ・代理店と連携しOEMも検討。BCPや災害需要、アウトドア用途を捉え、新規事業の柱化を狙う。開始日は2025年10月14日。
【企業/製品・サービス】
| ダイヘン | 10.14 |
▷唐津に蓄電池パッケージ納入
ダイヘンが佐賀県唐津市の蓄電所に蓄電池パッケージを納入。再エネ活用と需給調整、災害時対応力の向上に寄与。2MW・8MWh級設備で約470世帯分の電力供給を可能にし、今後も全国展開を図る。
【企業/製品・サービス】
| auエネルギー&ライフ | 10.15 |
▷家庭用蓄電池の提供開始
太陽光設置後10年超の家庭向けに京セラ製蓄電池を初期費用ゼロで提供。停電時の電力確保と自家消費を促進。東京都は支援制度反映で月額9,500円。
【企業/広報・IR・事例】
| ポート | 10.16 |
▷群馬蓄電所、一次調整力取引開始
ポートの群馬伊勢崎第一蓄電所が需給調整市場(一次調整力)で取引を開始。卸電力市場より高収益の可能性を検証し本格参入を判断へ。太田、伊勢崎第二も参入準備を進め、二次・三次調整力や容量市場も見据え運用最適化を図る。
【府省庁/政策動向】
| 経済産業省 | 10.16 |
▷BATON設立で蓄電人材育成拡大
蓄電池製造の人材確保へ、関西で構築した産学官の教育モデルを全国と大学へ横展開。事務局は電池工業会と電池サプライチェーン協議会が担い、普及委員会を設置。ものづくりと人づくりを両輪に、製造能力拡大に資する人材基盤の確立を急ぐ。
【企業/製品・サービス】
| 東芝 | 10.16 |
▷24V車載・産業用SCiBを製品化
東芝がSCiBセル搭載の24V電池パックを製品化。JIS D23互換で鉛電池から容易に置換、最大2直列6並列で5.76kWh構成に対応。耐振動・防水を備え、船舶や建機に適用。横浜のみなとみらいで運航する電動船に24個搭載し実証展開を進める。
【企業/研究・開発・実証】
| 中部電力ミライズ/豊田市/トヨタ自動車 | 10.17 |
▷EV電池リユース蓄電の実証
豊田スタジアムにEV電池を用いた定置用蓄電を設置し、需要平準化や非常用電源、DR活用の有効性を検証。豊田市が管理、トヨタが開発・保守、ミライズが運用計画と分析を担い、循環型モデル構築を狙う
【企業/広報・IR・事例】
| 操電 | 10.17 |
▷VPP構想拡大へ資金調達を完了
仮想発電所を核に分散電源2GWh統合を掲げる操電が、累計22.6億円をシード段階で確保。黒字基盤を背景に採用と設備投資を加速し、商業用蓄電池の集約とEMSで収益化を狙う。家庭向けサービス展開も視野に2030年の実装を目指す。
【企業/政策動向】
| テスホールディングス/テス・エンジニアリング | 10.17 |
▷FIPマッチングPFに参画
テス・エンジニアリングが資エネ庁のFIP事業者とアグリゲーターのマッチングPFに参画。FIP移行と蓄電池併設を一括支援し、充放電制御含むアグリゲーションで再エネ活用を最適化。
【企業/提携・M&A・新会社】
| サンヴィレッジ/丸紅新電力 | 10.17 |
▷系統用蓄電池の運用委託契約
サンヴィレッジが開発した2MW/8MWh×4件の系統用蓄電所を、丸紅新電力がアグリゲーターとして市場運用。第1号は足利で9月連系。開発からアグリゲーションまで一体提供を開始し、25年中100MW受注を狙う
【企業/提携・M&A・新会社】
| ポート/Second Foundation Japan | 10.17 |
▷系統蓄電所運用でSFJと提携
ポートがSecond Foundation Japanと系統用蓄電所の運用で提携。海外実績のアグリゲーション技術を活用し収益最大化を図る。群馬の3拠点が稼働済み。業績影響は軽微、技術導入を継続。
【企業/製品・サービス】
| ソーラーフロンティア | 10.17 |
▷姫路蓄電所向け蓄電O&M開始
系統用蓄電池の運転開始に合わせO&Mを提供。遠隔監視、定期点検、緊急対応、サイト管理を通じて長期安定稼働とコスト最適化を支援。再エネ大量導入下で重要性が増す系統蓄電の運用品質を高め、需給安定化に寄与。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 中部電力/沖縄電力/PLN | 10.17 |
▷インドネシア脱ディーゼル協定
中部電力と沖縄電力がPLNと協力協定を締結。島嶼部で太陽光と蓄電池、系統安定化対策を組み合わせ既存ディーゼル発電の削減可能性を検討。PLNが系統データを提供し、日系2社が技術面を担い、再エネ移行と安定供給の両立を探る。
【企業/製品・サービス】
| Jackery Japan | 10.20 |
▷家庭バックアップ5000Wh提案
Jackeryが最大容量「ポータブル電源5000 Plus」とATS自動切替分電盤のセットを発売。停電時に最大9回路へ自動給電、既存太陽光とも連携。最大30,240Whまで拡張し住宅や小規模オフィスのBCPに対応。税込118.9万円で公式EC販売。
【企業/広報・IR・事例】
| テスホールディングス | 10.20 |
▷FIP転換+蓄電池で収益性向上
テスHDが自社保有の太陽光4件でFIP転換と蓄電池併設を完了。総PV約8.1MW、蓄電容量約23.2MWhで充放電を開始。出力制御影響を抑え高価格帯での売電に対応、アグリゲーションも自社実施。TX2030での拡大方針を掲げる。
【企業/製品・サービス】
| 明電舎 | 10.21 |
▷系統用PCS新機種 1500V対応
蓄電所向けPCS「LP500」に1500V系対応・最大3000kVA機を追加。需給調整市場の一次調整力機能を実装し、太陽光余剰充電やBCP自立運転にも対応。26年度にVSG機能搭載予定で、高再エネ比率下の系統安定化に備える。
【企業/製品・サービス】
| HOBE ENERGY | 10.22 |
▷長時間VRFBモジュールを発売
HOBE ENERGYがVRFB「HOBEFLOW-200」を発売。不燃の水系電解液と20年超の設計寿命を掲げ、6時間超の時間移送でLCOS優位を訴求。容量拡張型で再エネ併設や系統安定化、産業施設のピーク抑制に対応し、長期TCOの低減を見込む。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 丸紅エネブル | 10.22 |
▷産業用蓄電で戦略提携
丸紅エネブルとSigenergyが産業用・系統用蓄電で提携。高密度レイアウトや多重保護、DCカップリングで効率と安全性を両立し、O&M負荷を低減。日本市場での拡大と収益性向上を目指す。
【企業/提携・M&A・新会社】
| シャープエネルギーソリューション | 10.22 |
▷東北電力DRと家庭用蓄電連携
東北電力の機器制御型DRとシャープ製家庭用蓄電池の連携を開始。平常時はCOCORO ENERGYが自家消費を最適化、DR時は遠隔制御で需給調整に寄与。参加者には東北電力のポイント付与。
【研究機関/提携・M&A・新会社】
| 諏訪東京理科大学 | 10.23 |
▷蓄電池材料ベンチャー第5号認定
諏訪東京理科大学が大学発ベンチャー第5号としてZUKU.tecを認定。ニッケル基に鉄・アルミを組み合わせた新電極素材で急速充電と安全性、長寿命を狙う。大和電機工業と生産体制を強化し、地域発エネルギー産業の創出を図る。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 大栄産業グループ | 10.23 |
▷系統用蓄電とAIデータセンター参入
大栄産業グループとREKが台湾TRUEWIN・FORMOSAと戦略提携。国内で系統用蓄電池とAIデータセンター事業に本格参入し、約100サイト向けに合計800MWhを供給計画。5年間で総額500億円投資を見込み、VPP連携も視野。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 日揮ホールディングス | 10.23 |
▷CO2バッテリーで協業MOU
日揮がイタリアEnergy Domeと日本でのCO2バッテリー導入に向けMOU締結。希少金属不要で長時間貯蔵に適し劣化しにくい特長を評価。国内の長期脱炭素電源オークション対象技術の潮流を背景に、商用プラント検討を進める。
【企業/広報・IR・事例】
| パナソニック エナジー | 10.23 |
▷工場で太陽・水素・蓄電を連携運用
二色の浜工場で太陽電池・純水素型燃料電池・蓄電を統合制御するEMSの本格運用を開始。需給に応じて最適制御し、工場電力の15%を自給可能な体制を構築。再エネ給電量は従来比最大約1.5倍を見込む。2050年再エネ100%を目標。
【企業/提携・M&A・新会社】
| AI.net | 10.23 |
▷1GWh規模の蓄電供給契約
北関東の系統用蓄電所「ラブバッテリー」向けにTenerFlexを順次導入。第5世代液冷で安全性と静音性を両立し、2MW/8MWh案件から展開。将来は調整力を提供するアグリゲーター参入を見込み、地域レジリエンスと系統安定に寄与。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 倉元製作所/徳業エネルギー日本 | 10.23 |
▷大規模蓄電・VPPで提携基本合意
倉元製作所がDeye Japanと大規模蓄電池、マイクログリッド、VPPでMOU締結。日本での非独占販売権を取得し、クラウドEMSと一体で展開。効力は25年10月17日から1年。新成長領域の開拓を急ぐ。
【企業/広報・IR・事例】
| 芙蓉総合リース | 10.23 |
▷九州の太陽光で蓄電併設を開始
FIT売電中の3発電所をFIPへ移行し蓄電池を併設。昼間に充電、夕夜間に放電して出力抑制を緩和し需給平準化を図る。福岡・熊本・鹿児島で導入し、容量は計約14.6MWh規模を計画。取得知見を活かし自社・顧客案件への展開を加速。
【企業/研究・開発・実証】
| Booost | 10.24 |
▷蓄電池の国際対応基盤整備
Booostが経産省の蓄電池持続可能性向上プロジェクトに採択。EU電池規則に対応し、データ連携強化でトレーサビリティと規制対応力を高め、企業競争力の基盤整備を進める。
【企業/製品・サービス】
| Jackery Japan | 10.27 |
▷中容量ポータブル電源600発売
640Wh・500Wの「ポータブル電源600 New」を発売。約6.4kgの薄型軽量、LFP採用で長寿命、最短1.7時間で満充電。UPS・パススルー搭載。発売記念で10/27〜11/14に最大35%オフの販促を展開。
【企業/広報・IR・事例】
| スターシーズ | 10.27 |
▷系統用蓄電池事業の進捗報告
スターシーズが系統用蓄電池事業の進捗を公表。2027年度までに全国50カ所・100MW規模の蓄電所開発を目指し、需給調整市場参入で収益基盤強化を進める。
【企業/広報・IR・事例】
| 西部ガスホールディングス/東芝エネルギーシステムズ/GSユアサ/エネ・シード | 10.27 |
▷太陽光併設蓄電池の運用開始
エネ・シード長崎第2太陽光発電所に併設した蓄電池が運用開始。東芝ESSがアグリゲーションと市場取引を担い、GSユアサが蓄電システムを納入・保守。予測に基づく最適運用で収益安定化を図り、系統用蓄電池事業展開も視野に入れる。
【企業/提携・M&A・新会社】
| 住友化学/田中化学研究所 | 10.28 |
▷正極材メーカーを完全子会社化
住友化学が田中化学研究所を株式交換で完全子会社化へ。EV需要減速や原材料高で同社業績が悪化する中、開発加速と資金繰り安定、構造改革を一体運営で進める狙い。田中化学は2026年1月に上場廃止予定、効力発生日は1月30日を見込む。
【企業/広報・IR・事例】
| パワーエックス/INPEX | 10.28 |
▷系統蓄電所を建売スキーム受注
INPEX向け高圧系統蓄電所を栃木市で受注。用地取得から系統手続きまで一体提供の「蓄電所建売」を初適用。自社製「Mega Power 2700A」2台で5.4MWh・PCS出力1.9MWを構成し、26年12月運開を予定。需給安定に貢献。