【脱炭素・SDGs・ESG】大林組:CO2を貯留する「CN裏込め注入材」をシールドトンネル工事で初適用

(出典:HPより)
大林組は、大阪府発注の「寝屋川流域下水道 門真寝屋川(二)増補幹線外(第1工区)」シールドトンネル工事で、CO2を貯留する「CN(カーボンニュートラル)裏込め注入材」を初めて実工事に適用した。セグメントと地山の隙間に充填する裏込め注入材に炭素固定効果を持つバイオ炭を混合することで、従来と同等の品質を保ちながらCO2排出量実質ゼロ以下を実現。プレミックス材を用いることで施工性を維持し、分離や沈降などの問題もなく既存設備での施工が可能となった。
試験では圧縮強度や流動性、硬化時間など全項目で基準を満たし、セグメント1リングあたりのCO2排出量を83.03kgから-4.07kgへと大幅削減。従来比約105%の排出削減を達成した。バイオ炭由来の炭素貯留効果が製造時排出量を上回るため、建設資材としてのカーボンマイナス化が可能となる。大林組は今後もCN裏込め注入材の活用を拡大し、建設業界におけるカーボンニュートラルの推進と持続可能なインフラ構築を先導していく。
【出典】
▷CO2を貯留する「CN(カーボンニュートラル)裏込め注入材」をシールドトンネル工事で初適用
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。