業界動向Market Trends

【業界動向】蓄電関連 編:2024年11月度

2024.11.02

X line

脱炭素領域をサポートする『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。日々の情報収集やマーケティングにご活用ください。
※ 本資料は独自の情報収集方法に基づき業界トレンドを把握するものであり、すべてのコンテンツが網羅されている訳ではありません。
※ 可能な限り正確な情報をご提供するに当たり一般メディア・その他、第三者の掲載記事などは除外しています。
※ 各情報の詳細は一次ソースに相当するURLリンクをご参照ください。
※ タイトルから一次情報となるサイトにアクセス可能となっていますが発信元の都合等により削除される可能性があります。
※ 本文のタイトルや要約は一部生成AIを活用しています。詳細内容は一次情報をご確認ください。

■ 2024年11月度 第4週(11月18日~11月22日)

【企業/研究・開発・実証】
| 本田技術研究所 | 11.21 | #全固体電池、パイロットライン
Honda、全固体電池パイロットライン初公開
栃木県さくら市に建設されたHondaの全固体電池パイロットラインを初公開。2025年稼働予定で、電動化のキーファクターとなるバッテリー技術の革新に向けた研究開発が進行中。

【企業/研究・開発・実証】
| 丸紅新電力 | 11.18 | #三峰川伊那蓄電所
丸紅、三峰川伊那蓄電所を竣工
丸紅新電力は長野県伊那市に蓄電所を設置。2MW出力で電力需給調整を担い、調整力市場に供出。2050年のカーボンニュートラル達成に向け、蓄電技術と電力系統の安定化を推進する。

【企業/研究・開発・実証】
| 旭化成 | 11.18 | #湿式セパレータ
旭化成、カナダに湿式セパレータ工場を新設
旭化成はカナダ・ポートコルボーン市で湿式セパレータ「ハイポア™」の一貫工場を新設し、2027年に商業生産開始予定。年間7億m²生産可能な施設で、北米市場でのシェア30%以上を目指す。Hondaとの協業でリチウムイオン電池の生産を強化し、クリーンエネルギー化の推進に貢献。

【企業/研究・開発・実証】
| 大崎電気工業 | 11.18 | #太陽光発電、蓄電池、AI制御
大崎電気、太陽光発電・蓄電池・AI制御によるエネルギーソリューション開発
大崎電気、ドイツbe.storagedと共同でエネルギーソリューションを開発。蓄電池のAI制御技術を強化し、CO2排出量と電気料金削減に貢献する新システムの実現を目指す。

■ 2024年11月度 第3週(11月11日~11月15日)

【企業/研究・開発・実証】
| 中部電力 | 11.13 | #蓄熱技術
中部電力、岩石蓄熱技術の技術実証に基本合意
中部電力や東芝ESSなどは、岩石蓄熱エネマネ設備の実証試験に合意。島田市にて再エネ導入拡大に伴う需給ギャップ解消を目指し、蓄熱エネルギー技術を活用。CO2削減とエネルギー効率化を実現する試験を実施予定。

【企業/研究・開発・実証】
| パワーエックス | 11.13 | #蓄電
パワーエックス、蓄電システムを太陽光発電所に併設
パワーエックスとニシム電子工業が太陽光発電所に蓄電システム「Mega Power」導入。日中発電を蓄電し、夜間供給を実現し再エネ効率向上を図る。

【企業/製品・サービス】
| 日本エネルギー総合システム | 11.12 | #非FIT買取
非FIT電力10年固定買取サービス開始
日本エネルギー総合システムは、太陽光発電の非FIT電力を対象に「JEB FIT」サービスを開始。10年間固定価格で買取り、従来の設置手続き期間を短縮し、早期の電力活用を支援。

【企業/統計・調査・資料・他】
| 国際航業 | 11.12 | #人材確保
太陽光・蓄電池の技術職人材確保に難しさ調査
国際航業は、太陽光・蓄電池の販売施工店の人事担当者への調査を実施。90.7%が技術職人材の確保に難しさを感じ、必須資格保有者不足が63.6%で最多。シミュレーションツールの活用に85.3%が期待。

【企業/広報・IR】
| サンヴィレッジ・HDRE | 11.11 | #蓄電池
サンヴィレッジ、13ヶ所の蓄電所開発合意
サンヴィレッジはHDREと共同で国内13ヶ所に系統用蓄電所を開発。再生可能エネルギーの導入に伴う系統不安定化の解決に向け、2MW規模の蓄電システムで電力の安定供給を目指す。

■ 2024年11月度 第2週(11月4日~11月8日)

【企業/研究・開発・実証】
| 東芝 | 11.6 | #リサイクル
東芝、酸化物負極のリサイクル手法を開発
東芝が、リチウムイオン電池の酸化物負極を低コストでリサイクルする新手法を開発。環境負荷を抑えながら長寿命の電池性能を維持。

【研究機関/研究・開発・実証】
| 豊田中央研究所 | 11.6 | #リチウム電池容量回復
使用済みリチウムイオン電池の容量回復技術開発
豊田中央研究所とトヨタが使用済みリチウムイオン電池の容量を回復させる技術を開発し、解体せずにリユースを可能に

【企業/製品・サービス】
| Looop | 11.1 | #市場連動型充放電
Looop、業界初の市場連動型充放電サービス開始
LooopはEcoFlow、Yanekaraと協業し、日々の電気代が減らせる市場連動型充放電サービスとポータブル電源の実証販売を開始。安価な時間帯に充電、高価な時間帯に放電する自動制御で、アウトドア・防災用途にも対応。

【企業/提携・M&A・新会社】
| 旭化成、本田技研工業 | 11.1 | #リチウムイオン電池, EV
旭化成とHonda、カナダで合弁会社を設立
旭化成とHondaがカナダでリチウムイオン電池用セパレータ生産に向けた合弁会社設立を発表。北米市場における安定供給を目指し、2025年に設立予定でEV向け高品質セパレータを供給する。

【企業/提携・M&A・新会社】
| パワーエックス | 11.5 | #カーボンニュートラル
東邦ガスからの出資による資金調達を実施
パワーエックスは、東邦ガスからの出資を受け、自然エネルギー普及や蓄電技術の進化に向けた新規事業を展開し、両社はカーボンニュートラルに向け協力。

【府省庁/広報・IR】
| 経済産業省 | 11.5 | #蓄電システム
経産省、蓄電システム普及検討会開催通知
経産省が定置用蓄電システム普及拡大検討会第4回を11月11日に開催。家庭・業務・産業用蓄電システムの普及について議論。

【企業/広報・IR】
| テスホールディングス | 11.6 | #オンサイトPPA
テスHD、アルバック九州工場向け再エネ電力供給開始
テスホールディングスがアルバック九州工場向けにオンサイトPPAによる自家消費型太陽光発電システムを設置し、2025年2月供給開始。

■ 2024年11月度 第1週(10月28日~11月1日)

【企業/研究・開発・実証】
| 出光興産 | 10.28 | #全固体電池
出光興産、全固体電池実用化に向け装置設計
出光興産は、全固体リチウムイオン電池の実用化を目指し、固体電解質の大型パイロット装置の設計を開始。2027年からの供給開始を目標とし、EV向けバッテリーの高性能化を推進する。

【府省庁/政策動向】
| 環境省 | 10.28 | #リチウム蓄電池
リチウム蓄電池等適正処理対策に係る実証事業の採択結果
環境省がリチウム蓄電池の適正処理体制を強化するために埼玉県と東京都の2つの実証事業を採択。各自治体が広域的な回収体制を検討。

【企業/提携・M&A・新会社】
| 長瀬産業 | 10.30 | #蓄電池
長瀬産業など3社、蓄電池評価診断業務を開始
長瀬産業、キャプテックス、CO2OSは、蓄電池の評価診断および保守点検サービスを提供することで協業。再生可能エネルギーの安定供給を目指し、蓄電池の運用サポートを強化。

【企業/広報・IR】
| 村田製作所 | 9.10 | #リコール
村田製作所、蓄電池のリコール実施
村田製作所は、All in One蓄電池システムの点検と交換を発表。製品内部の湿度上昇によるフィルムコンデンサの発熱・溶融リスクを防ぐため、特定ロットの製品を対象に対応を実施。

【企業/広報・IR】
| パワーエックス | 10.30 | #蓄電池
パワーエックス、定置用蓄電池と市場連動電力プランを導入
パワーエックスは、松本重工業の音戸工場に大型蓄電池「Mega Power」を導入し、電力コスト削減を支援。市場連動プランを採用し、電力価格と需要に応じた最適な充放電を実現。2025年4月より運用開始予定。

【企業/広報・IR】
| Integral Geometry Science, Inc. | 10.8 | #非破壊検査、バッテリー安全性
IGS、Battery Show North America 2024にてバッテリー診断システムを展示
IGSは「Battery Show North America 2024」で、バッテリー内部の欠陥を非破壊で検出する「非破壊バッテリー画像診断システム」を展示。この技術は、バッテリーの安全性向上と欠陥検出精度の向上を目指す。