【市況】LIFULL：賃貸マンションの宅配ボックス・オートロック設置率を調査

LIFULL HOME’Sは全国の賃貸マンションにおける宅配ボックスとオートロックの設置状況を調査した。結果、物件の66.3％で宅配ボックスが未設置であり、かつオートロック付きの物件が19.5％を占めた。配達員が玄関先に荷物を届けられない「置き配不可物件」が全国の約2割に達している。築年数が経過した物件ほど宅配ボックスの設置率が低く、再配達削減に向けたインフラ整備の遅れが浮き彫りとなった。

宅配ボックスは2000年代以降の普及で、導入が進んだのはリーマンショック後とされ、オートロックとの間に30年の導入時期の開きがある。LIFULLは再配達によるCO2排出や業務負担を軽減するため、宅配ボックスの拡充やコンビニ・ロッカー受取の促進が必要と指摘。築11〜25年の物件では設備の有無が分かれるため、居住者による確認も求められるとしている。

【出典】
▷賃貸マンションの宅配ボックス・オートロック設置率を LIFULL HOME’Sが調査
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。