【断熱材・窓】国土交通省：防耐火外壁に断熱材を追加する行為に注意喚起

国土交通省は、大臣認定を取得した防耐火構造の外壁等について、認定仕様に記載のない断熱材を充てんして建築する行為に対し、注意喚起を行った。建築基準法に基づく大臣認定は、指定された構造・材料・工法の組み合わせにより耐火性能を保証するものであり、仕様外の材料を使用した場合は、その性能を保証できないと明示された。

特に近年、省エネ性能向上の観点から、外壁への断熱材充てんを希望する設計が見られるが、認定仕様に断熱材の記載がない場合、設計者や施工者は事前に性能評価を取得し、あらためて断熱材を含む大臣認定を取得する必要がある。無機系断熱材など性能に優れるとされる材料であっても、例外は認められない。また、断熱改修工事も同様の扱いとなる。

国交省は都道府県を通じて、特定行政庁および確認検査機関に対する周知を求めており、事例の未然防止を図る。

【出典】
▷ 大臣認定を取得した防耐火構造の外壁等について 認定仕様に記載のない断熱材を充てんして建築することに関する注意喚起
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。