【断熱・窓】オリックス＆AGC：窓ガラスの水平リサイクル開始

オリックス、オリックス環境、AGCは、国内初となる窓ガラスの水平リサイクル事業のスキームを共同構築した。

集合住宅などの改修で発生する廃棄窓ガラスを原料とし、再び建築用板ガラスへ再生する。リサイクル工程は、オリックス環境がガラスの回収とサッシの分離を担い、TREガラスがカレット（端材）の精製と品質確認を行い、AGCが新たな板ガラスとして製造する流れ。

従来は埋立や品質の劣る製品への再利用（カスケードリサイクル）が主流だったが、今回の取り組みにより、廃棄物削減や資源消費の抑制が可能となる。カレットの使用により、原材料である珪砂やソーダ灰の消費が抑えられ、低温での溶融が可能となるため製造時の温室効果ガス排出の削減にも貢献。

今後は太陽光パネルや自動車ガラスへの展開も視野に入れ、パートナー企業の拡大を図る。構想から全体マネジメントまでをオリックスが主導し、ガラス業界における循環型経済のモデルケースを提示した。

【出典】
▷オリックスグループとＡＧＣ、 国内初 窓ガラスの水平リサイクル事業のスキームを構築
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。