【業界動向】次世代自動車・充電器 編:2024年10月度
脱炭素領域をサポートする『みんなの広報宣伝部』では、政府官公庁・企業・各種団体が公表したリリースや資料を分野毎にまとめています。
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■ 2024年10月度(10月1日~10月31日)
【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 10.21 | #モビリティ支援
▷グリーンスローモビリティ追加公募を開始
国土交通省は、グリーンスローモビリティの車両導入支援を目的とした追加公募を開始。地域交通の脱炭素化と地域課題の解決を目指し、時速20km未満で公道を走行できる電動車両の導入を促進する事業で、期間は2024年10月21日から11月15日まで。問い合わせは地域循環共生社会連携協会が対応する。
【企業/製品・サービス】
| 日産自動車 | 10.22 | #サステナブル
▷日産自動車、滋賀県でサステナブルツーリズム施策を開始
日産自動車は、滋賀県やびわこビジターズビューローと連携し、EVで観光施設を訪れる利用者に特典を提供するサステナブルツーリズム施策を開始。滋賀県での観光キャンペーンと連動し、脱炭素社会の実現と観光振興を図る。
【企業/提携・M&A・新会社】
| Honda、プラゴ | 10.17 | #充電ネットワーク
▷Hondaとプラゴ、充電ネットワークで提携
Hondaとプラゴは、日本の公共充電ネットワーク拡大に向けた業務提携契約を締結。プラグアンドチャージシステムの共同開発も実施予定。
【企業/提携・M&A・新会社】
| パワーエックス | 10.23 | #EV充電
▷パワーエックス、メルセデスとEV充電ネットワーク整備で提携
パワーエックスはメルセデス・ベンツの新会社とEV充電ネットワーク整備で包括的な提携を開始。今後2年間で25拠点・100口の高出力EV充電ステーションを設置し、特別仕様のディスペンサーユニット搭載の蓄電池型充電器「Hypercharger」を製造する。
【企業/広報・IR】
| DMM, 小平市 | 10.21 | #EV充電
▷DMM、公共施設にEV急速充電器を設置
DMMは、小平市の公共施設に50kW急速充電器を設置。EVユーザーが市内で充電可能になり、地域の脱炭素社会実現に貢献する。
【企業/広報・IR】
| テラチャージ | 10.22 | #EV充電器
▷テラチャージ、道の駅「マルメロの駅ながと」に急速充電器を設置
テラチャージは、長野県長和町の道の駅「マルメロの駅ながと」に50kW出力のEV用急速充電器2基を設置することを発表。政府のEV充電インフラ整備推進に応じた動きで、同道の駅は防災拠点としての機能も果たす。EVは災害時に蓄電池として利用可能であり、充電インフラ整備は観光や地域防災に貢献することが期待されている。
【企業/広報・IR】
| Luup | 10.22 | #マイクロモビリティ
▷Luup、電動マイクロモビリティで30億円を調達
Luupは、デットファイナンスを通じて30億円の資金を調達した。このうち15億円は環境対応のグリーンローンで、同社の累計調達額は約166億円に達する。調達資金は電動マイクロモビリティの購入に充て、国内で1万箇所のポートを展開する中、さらなるエリア拡大と安全対策を進める計画だ。
【企業/広報・IR】
| オートバックスセブン | 10.24 | #EV充電、急速充電器、設置計画
▷EV急速充電器を2030年までにオートバックスグループ100店舗に設置
オートバックスセブンが2030年までに全国100店舗にEV急速充電器を設置する方針を発表。
【各種団体/研究・開発・実証】
| JET | 10.10 | #バッテリー技術
▷JET、2024年秋季大会でバッテリー技術に関する共同発表
JETは、自動車技術会2024年秋季大会でリン酸鉄系リチウムイオン電池のバッテリー性能低下に関する共同研究を発表。レーザ照射を用いた熱暴走試験を実施し、商用EVにおけるバッテリー劣化への影響を評価。
【企業/研究・開発・実証】
| ティアフォー, 松尾研究所 | 10.17 | #生成AI
▷ティアフォーと松尾研究所、生成AIによる自動運転開発を開始
ティアフォーと松尾研究所は、自動運転2.0に向けた生成AI開発プロジェクトを開始。大規模世界モデルを構築し、商用車から自家用車まで様々な車種に対応する自動運転ソフトウェアをオープンソース化する計画を発表。自動運転の普及を目指す。
【府省庁/政策動向】
| 経済産業省 | 11.11 | #充電補助金
▷充電インフラ補助金R5年度補正・R6年度当初予算募集結果
令和5年度補正および令和6年度当初予算における充電インフラ補助金の第2期募集結果が公表。急速充電の申請件数は542件、審査口数752口で、普通充電は9,896口の申請があり、交付決定は令和6年11月予定。
【各種団体/政策動向】
| 次世代自動車振興センター | 10.15 | #補助金申請
▷V2H充放電設備設置事業者の補助金関連PRに注意喚起
次世代自動車振興センターは、V2H充放電設備設置に関する補助金申請受付が終了したことを周知。一部事業者が誤情報を提供している可能性があるため、注意を呼びかけている。
【自治体/政策動向】
| 横浜市 | 10.16 | #EVバス、充電設備
▷横浜市EVバス等普及促進補助金
横浜市は、EVバスと充電設備の普及促進のため、一般旅客自動車事業者への補助金制度を開始。補助要件や申請手続きについて詳細を発表。
【企業/製品・サービス】
| アクセルラボ | 10.15 | #スマートインターホン
▷スマートインターホン、顔認証対応で提供開始
アクセルラボが、顔認証に対応した集合住宅向けスマートインターホンを提供開始。SpaceCoreアプリとの連携でエントランスの解錠が可能となり、居住者の利便性を向上。
【企業/製品・サービス】
| パワーエックス | 10.17 | #EV充電, 料金プラン, サブスクリプション
▷PowerX、新サービス『PowerX First』発表
PowerXがEV充電サービス『PowerX First』を11月18日から提供開始、業界最安クラスの料金で充電が可能。
【企業/広報・IR】
| Terra Charge | 10.15 | #EV充電
▷道の駅「奥津温泉」にEV充電器導入
テラチャージが岡山県鏡野町に50kW出力急速充電器を設置。防災拠点としても重要な役割を担う。
【企業/広報・IR】
| パワーエックス | 10.12 | #EVチャージステーション
▷湾岸エリア最大規模のEVチャージステーション開設
パワーエックスは、有明アーバンスポーツパークにて、東京湾岸エリア最大規模の超急速EVチャージステーションを開設。EVユーザーの利便性向上を目指す。
【企業/広報・IR】
| 新電元工業 | 10.16 | #グッドデザイン賞, EV充電器, 小型凝縮
▷新電元工業、EV用「見せない普通充電器」でグッドデザイン賞受賞
新電元工業がEV用「見せない普通充電器」で2024年度グッドデザイン賞を受賞。小型凝縮されたシンプルなデザインと多彩な活用性が評価。
【企業/研究・開発・実証】
| 川崎鶴見臨港バス、東芝、Drive Electro Technology | 10.2 | #EVバス
▷超急速充電EVバス運行の実証事業開始
川崎鶴見臨港バス、東芝、Drive Electro Technologyが共同で、超急速充電EVバス運行の実証事業を開始予定。パンタグラフ式充電器を用い、10分で充電が完了するEVバスを日本国内で商業運行する初の試み。
【府省庁/政策動向】
| 国土交通省 | 10.9 | #自動運転インフラ
▷国土交通省が自動運転インフラ検討会を開催
国土交通省が自動運転に資するインフラの在り方を議論する第2回自動運転インフラ検討会を開催。議題には、高速道路や一般道における自動運転の取り組みや、情報通信インフラの取組みなどが含まれる。
【企業/製品・サービス】
| 日産自動車 | 10.7 | #車両データ
▷Nissanが車両データAPIサービスを開始
日産自動車が「Nissan Biz Connect API」サービスを開始。法人向けに車両データを提供し、業務効率化やEVの電力消費管理を支援。リアルタイムのデータ提供により、配車計画や充電タイミングの最適化が可能。
【企業/製品・サービス】
| 岩崎電気 | 10.9 | #EV充電
▷EV充電器利用サービスの最新版対応開始
岩崎電気は、EV充電器利用サービスがOCPP2.0.1に対応し、急速充電器にも対応可能なクラウド型EV充電システムを導入。
【企業/提携・M&A・新会社】
| TENT | 10.10 | #サブスクリプション
▷電動自転車サブスク事業拡大へ業務提携
TENTと昭和リースは電動アシスト自転車のサブスク事業で業務提携を発表。商品調達力強化により、取り扱いブランド拡大を見込み、さらなる事業拡大を目指す。TENTの運営する「カウリル」では、月額5,980円から新車の電動自転車を利用できるサービスを提供している。
【企業/広報・IR】
| テラチャージ | 10.7 | #急速充電器
▷道の駅にEV急速充電器を設置
テラチャージは、埼玉県秩父市の「道の駅 龍勢会館」に50kWのEV用急速充電器を設置することを決定。道の駅は防災拠点としての役割も期待されており、充電インフラの拡充が求められている。EVは災害時に電力供給が可能であり、地域の重要なインフラとして位置づけられている。
【企業/広報・IR】
| 三菱自動車 | 10.9 | #脱炭素
▷三菱自動車、カーボンニュートラルイベント参加
東日本三菱自動車が栃木県で開催されたカーボンニュートラル実現イベントに参加し、電気自動車『eKクロスEV』を展示した。EVから家電への給電デモンストレーションも行い、脱炭素社会への貢献をアピールした。
【企業/製品・サービス】
| EVモーターズ・ジャパン | 10.2 | #EVマイクロバス
▷国内初のEVマイクロバス、商品ラインナップに追加
EVモーターズ・ジャパンが国内初の5.99m/6.99m EVマイクロバスを開発。マイクロバスから大型バスまでフルラインナップが揃う。
【企業/研究・開発・実証】
| 東芝 | 10.2 | #超急速充電
▷東芝、超急速充電EVバス実証事業開始へ
東芝、川崎鶴見臨港バスとDrive Electroと共同で、パンタグラフ式充電器を用いた超急速充電EVバスの実証事業を展開。10分で充電可能なシステムで、都市部の脱炭素戦略に貢献。2025年11月運行開始を目指す。
【自治体/政策動向】
| 徳島県 | 10.1 | #EV充電設備
▷徳島県、県有施設にEV充電設備導入事業者を公募
徳島県は、ゼロ・カーボンドライブの普及と移動における脱炭素化を推進するため、県有施設への電気自動車用充電設備の導入を実施する事業者を募集。事業期間は協定締結日から設備撤去完了日までで、参加申込は10月15日まで。選定結果は11月中旬に通知予定。詳細は県ホームページにて公開。
【自治体/政策動向】
| 松浦市 | 10.1 | #ソーラーカーポート
▷松浦市、市役所駐車場にソーラーカーポートと急速充電器を設置
松浦市は、市役所駐車場にソーラーカーポートと電気自動車用急速充電器を設置。385枚の太陽パネルで年間18万キロワットの発電を計画。充電器の出力は50キロワットで、利用者は専用アプリで料金を支払い可能。
【企業/提携・M&A・新会社】
| ユアスタンド, フルタイムシステム | 9.30 | #EV充電インフラ
▷ユアスタンドとフルタイムシステム提携
ユアスタンドとフルタイムシステムが、集合住宅向けEV充電インフラ事業で提携。新たなソリューションを共同開発し、普及拡大を目指す。
【企業/広報・IR】
| EVモーターズ・ジャパン | 9.30 | #資金調達
▷EVモーターズ・ジャパン、1億500万円の資金調達実施
EVモーターズ・ジャパンは、シリーズDラウンドにおいてアイティーファームから1億500万円の第三者割当増資を実施。資金調達は継続中で、順次公開予定。新たな資金を活用し、EV関連技術のさらなる開発と市場拡大を目指す。また、50億円の融資契約も締結し、事業の拡充に取り組む。
【企業/広報・IR】
| トヨタバッテリー | 10.1 | #社名変更
▷トヨタバッテリーが社名変更記念出発式開催
2024年10月1日、トヨタバッテリーはプライムアースEVエナジーからの社名変更を記念し、湖西市の新居工場で出発式を開催。第1工場でのHEV用バッテリー生産を2月から開始し、今後は第2・第3工場も稼働予定。式典では岡田社長が歴史的な出発を迎えた想いを語り、地域関係者やトヨタグループから祝辞が寄せられた。
【企業/広報・IR】
| Hyundai Motor Company | 10.1 | #電気自動車
▷Hyundai、全世界で累計生産台数1億台を達成
Hyundaiは、累計生産台数1億台を達成。韓国の蔚山工場で記念式典を開催。電動化時代への第一歩として、IONIQ 5をお客様に直接引き渡し。今後も革新と拡大に取り組む方針。
【企業/広報・IR】
| 三菱自動車工業 | 9.27 | #軽乗用EV
▷三菱自動車、軽乗用EV『eKクロス EV』と『日産サクラ』10万台生産達成
三菱自動車は『eKクロス EV』と『日産サクラ』の生産累計が10万台に達したと発表。日産との合弁会社NMKVの開発によるもので、脱炭素時代に向けた理想的なモビリティとして評価される。
【企業/広報・IR】
| テラチャージ | 10.4 | #EV充電器
▷テラチャージ、白川郷にEV充電器導入
テラチャージは岐阜県白川村の道の駅「白川郷」に90kW急速充電器を導入することを発表。EV普及に向けた政府の充電インフラ拡充政策に呼応し、観光や防災拠点の役割を担う道の駅での設置を加速。日本製の部品を採用し、課金・管理機能付き、24時間コールセンター対応のサービスを提供。設置は地域創生を目指す官民の取り組みの一環。
【企業/広報・IR】
| テラチャージ | 9.4 | #EV充電器
▷テラチャージ、奈良・御杖村に充電器設置
テラチャージは奈良県御杖村の道の駅 伊勢本街道御杖に50kW急速充電器を設置し、2024年9月4日からサービスを開始。2050年カーボンニュートラル実現に向け、EV普及と充電インフラ拡充が進む中、災害時の「走る蓄電池」としての機能も注目。初期費用無料のEV充電サービスを全国で展開し、自治体負担の少ないインフラ構築を推進。