【企業】大林組、鉄スクラップ水平リサイクル開始
大林組は、解体工事で発生する鉄スクラップを新築工事に循環利用する水平リサイクルフローを構築し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化する。同社が手掛ける解体現場からの鉄スクラップ約1,000トンを対象に、電炉鋼材として再生し、新築工事に再利用する取り組みを開始する。
建設業界では、建設資材のライフサイクル全体で発生するCO2排出量「ホールライフカーボン」の削減が重要視される中、資材製造時や施工段階での「アップフロントカーボン」削減が喫緊の課題となっている。鋼材は資材製造時のCO2排出量が大きいため、大林組はリユースやリサイクルを推進し、建設資材の循環利用を進めている。
今回の水平リサイクルフローでは、解体現場で発生する鉄スクラップを金属リサイクル業者が回収し、電炉鉄鋼メーカーで電炉鋼材として再生。建材商社を通じて新築工事に供給するまでの輸送ルートと事業者選定を最適化することで、輸送時のCO2排出量削減や鋼材のトレーサビリティ確保を実現する。
【出典】
▷建設現場で発生する鉄スクラップの水平リサイクルフローを構築し、アップフロントカーボン削減を推進
※本記事は生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。