【政策】経済産業省:2023年度の温室効果ガス排出量を公表、特定排出者の総排出量は5億8,900万トンに

(出典:HPより)
経済産業省と環境省は、温対法に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度における2023年度(令和5年度)の排出量集計結果を公表した。本制度では、排出量が一定規模を超える特定排出者に算定と報告が義務付けられ、国が集計し公開する仕組みとなる。事業者が排出実態を把握し削減努力を進める基盤整備と、情報公開を通じた自主的な削減の促進が制度の目的とされる。2023年度の特定事業所排出者は1万1,933事業者(1万4,974事業所)で、報告排出量は5億6,058万トン、調整後排出量は5億2,040万トンとなった。
輸送部門の特定輸送排出者は1,346事業者で、排出量は2,842万トン。両者を合わせた特定排出者全体の排出量は5億8,900万トンと、前年度の5億8,647万トンから微増した。電気使用に伴う排出量は、2023年度の電力使用量に前年度の電気事業者別排出係数を乗じて算定している。報告内容は制度ウェブサイトで公表され、11月20日14時より公開が開始される。今後もデータの精査や更新が行われる可能性がある。制度は排出量の可視化と自主的削減の促進を通じ、企業と国民の温暖化対策への取り組みを支える枠組みとなっている。
【出典】
▷温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に基づく令和5(2023)年度温室効果ガス排出量の集計結果を公表します
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。