ニュースPRESS RELEASE & Original reporting

【蓄電関連】クラダシ:辻・本郷スマートアセットと系統用蓄電池の共同開発で合弁事業に基本合意

2025.11.14

X line

(出典:HPより)


クラダシは、辻・本郷スマートアセットと系統用蓄電池の普及を目的とする合弁事業に向けて基本合意した。蓄電所投資ファンドの組成も視野に、両社で今後2年以内に5件以上の系統用蓄電所の共同開発と運営を進める計画を示した。クラダシは2024年に再生可能エネルギー事業への参入を表明し、翌年には初の蓄電所となる栃木小山蓄電所を取得。その後4案件の投資計画を発表し、蓄電池を中心に事業拡大を進めてきた。一方、辻・本郷スマートアセットは発電所売買支援や太陽光・蓄電池の設計施工を強みとし、グループ全体の環境活動を背景にエネルギーソリューション事業を展開する。両社は第7次エネルギー基本計画が掲げる再生可能エネルギーの拡大方針を踏まえ、蓄電池を軸にした事業領域の拡大を図る構えを示した。

合弁事業では、共同開発する蓄電所をSPCを通じて運用するファンドの組成も検討し、投資家を巻き込んだ経済循環の形成を狙う。蓄電所運営の収益は投資家に還元し、さらなる蓄電所設立へ投資を誘発する設計とする見立てがある。また、工事面ではYKエンジニアリングとの連携を予定し、計画の実行力を強化する。クラダシは自身が保有する土地パイプラインや蓄電所情報を活用し、再エネ領域での事業拡大を加速させる方針。一方で辻・本郷スマートアセットは、蓄電池や太陽光発電の運営ノウハウを生かし、新たなソリューション提供機会を得る。クラダシは今後もパートナーとの協業により、事業拡大と社会価値の創出を両立させるビジネスモデルの深化を進める。

【出典】
クラダシ、辻・本郷スマートアセット株式会社と合弁事業(蓄電所投資ファンド組成の検討を含む)の実施に向けて基本合意
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。