【蓄電関連】環境フレンドリーHD：蓄電池発電所を軸に新規蓄電事業を開始

環境フレンドリーホールディングス傘下のEFインベストメントが、蓄電池発電所（BESS）事業に本格参入する。長野県上田市古里で稼働予定の蓄電池発電所（出力2MW・容量8MWh）を取得し、SPCであるEF-BESS1号へ融資したうえで、同社を実質統制下に置き事業運営を担う。再生可能エネルギー導入が進む国内では、余剰電力の蓄えと需給調整を行う蓄電池の役割が高まり、卸電力市場、需給調整市場、容量市場の三つを活用した収益モデルの拡大余地が意識されている。現地では基礎工事と蓄電システム設置が完了し、電気接続工事が進行中とされ、2026年5月の試運転開始後に順次市場参入を進める計画となる。

施工は上田市に拠点を置く野村屋HDが担い、現場近接性を活かした運営体制が特徴となる。事業拡大に向け、同社はNH-Amundiとの協業枠組みを構築し、資金支援を組み合わせた民間主導の蓄電池ファイナンスモデルの形成を目指す。1案件あたり約5億円規模で開発を継続し、累積50億円到達時には共同で専用ファンド設立を検討する可能性が示されている。補助金依存を避けた市場型のエネルギーインフラ事業を育成し、企業価値の向上につなげる方針がうかがえる。

【出典】
▷【新規事業スタート】蓄電事業（蓄電池発電所（BESS）に関する事業）への挑戦
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。