【太陽光発電】パナソニック:ガラス型ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発と実証に着手

(出典:HPより)
パナソニックHDは、AGCと環境エンジとともにコンソーシアムを組成し、NEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択された「ガラス型ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発とフィールド実証」に着手した。建材一体型太陽電池(BIPV)として都市部を含む設置制約のある場所での実装を想定し、量産技術の確立と実建築物における性能検証を進める。開発では大量生産に必要なスループット・歩留まり向上を図り、施工・配線・システム面の検証を実証と並行して進める体制を整えた。AGCは施工技術と建材知見を踏まえた構造設計・品質確保に貢献し、環境エンジはファサードや電気設備のエンジニアリング技術を提供する。
背景には、第7次エネルギー基本計画で示された太陽光発電比率23~29%の方針と、ペロブスカイト太陽電池の導入目標がある。ガラス型ペロブスカイトはインクジェット塗布やレーザー加工により、サイズ・透過性・意匠性の自由度が高く、建築材として求められる耐風圧性能や耐久性にも対応する。壁面や窓面を活用した建材一体型発電の普及に向けた技術として、都市部の設置可能性を拡大し、持続可能な街づくりへの寄与が期待される。プロジェクト期間は2025年度から最大5年間で、公共・商業施設を中心に実証を展開する計画が示されている。
【出典】
▷グリーンイノベーション基金事業で「ガラス型ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発とフィールド実証」に着手
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。