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【AI・IoT・DX】リコー:GPT-5並みの日本語LLMを開発、金融業務でDX支援

2025.10.13

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(出典:HPより)


リコーは、推論(リーズニング)性能を強化した日本語大規模言語モデル(LLM)を開発した。700億パラメータのモデルで、多段推論能力を付加することで金融分野に特化。融資稟議業務などの高度な専門タスクに対応できる性能を実現し、米OpenAIのGPT-5と同等レベルのスコアを確認した。オンプレミス環境での導入に対応し、企業の独自データを活用したセキュアな利用を可能とする。

評価では、Elyza-tasks-100やJapanese MT-Benchなど代表的な日本語ベンチマークで高い性能を示し、金融向けの独自ベンチマークでも他の先端モデルを上回った。今後は製造・医療など他業種への展開も進め、「使える・使いこなせるAI」としてオフィスや現場のDX支援を強化する方針。リコーはこれまで画像認識や自然言語処理に加え、音声対話も含むAI開発を推進しており、企業の業務変革に向けた基盤技術の高度化を進める。

【出典】
リコー、推論性能強化によりGPT-5と同等の高性能な日本語大規模言語モデルを開発
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。