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【給湯・空調・換気】パナソニック:チェコ工場新棟が稼働、A2W増産体制へ

2025.09.02

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(出典:HPより)


パナソニック空質空調社傘下のHVACチェコは、ヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)の需要拡大に対応するためチェコ工場に新棟を建設し、8月29日から本格稼働を開始した。A2Wは大気中の熱を利用する欧州主流の空調機で、ガス・石油ボイラーに比べCO2排出を抑えられる。新棟ではロボット導入による自動化を推進し、生産能力を従来の15万台から将来的に最大70万台へ拡張可能とした。

工場は2023年に日系メーカーで初めて自然冷媒R290を採用した室外機生産を開始し、R&D部門も設立。今回の新棟完成により内製化率は約70%に高まり、コスト競争力と品質強化を図る。さらに2028年までに加工工程の100%無人化を目指す。1MWの太陽光発電や採光設計を取り入れ、2025年中のCO2排出ゼロ化を掲げる。欧州の脱炭素需要に応え、環境配慮型製品と事業活動を一体で進める方針を鮮明にした。

【出典】
ヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)の生産拠点チェコ工場の新棟が本格稼働
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。