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【蓄電関連】九電工:関東で系統用蓄電池3案件が稼働

2025.09.02

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(出典:HPより)


九電工が出資する上州太田蓄電所合同会社と、しろくま電力が共同開発した系統用蓄電池3案件が9月1日、群馬県太田市と栃木県足利市で運転を開始した。設備はいずれも出力2MWで、CATL製の蓄電池システムを採用。再エネの出力抑制による電力廃棄を防ぎ、余剰電力の蓄電と需要逼迫時の放電を通じて系統安定化に貢献する。東京都の「令和5年度系統用大規模蓄電池導入促進事業」に採択された案件でもあり、蓄電池ビジネスの先行事例として位置付けられる。

蓄電池の活用は再エネ導入加速や電力系統安定化に加え、新たな収益源として注目される。九電工は再エネ事業との親和性を生かし、今回の実績をもとに蓄電池ビジネスの拡大を検討する方針だ。一方、しろくま電力は既に計5.3GWhの開発を進めており、本件を含めた7案件で合計58MWhが稼働開始。揚水発電や電力小売りで培ったノウハウ、AIを活用した土地開発力を背景に、包括的な蓄電池事業展開を進め、再エネ調整力の確保に寄与する。

【出典】
九電工は系統用蓄電池事業の第一号となる3案件を関東地区で運転開始 しろくま電力の蓄電池システムで再エネの有効活用に貢献 群馬県太田市、栃木県足利市で9月1日に運転開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。