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【脱炭素・SDGs・ESG】日本海水:讃岐工場を木質バイオマス発電に転換、28年度稼働へ

2025.08.27

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(出典:HPより)


日本海水は香川県坂出市の讃岐工場で、既存の石炭火力発電所を木質バイオマス発電所に転換する計画を進めている。事業費約140億円のうち40億円が国の補助金に採択され、2026年度に着工、2028年度の運転開始を予定する。発電出力は最大9,400kWで、燃料は国内の建築廃材や間伐材を中心に一部海外材も利用する。年間13万トンのCO2排出削減が見込まれ、坂出市全体の排出量の17%に相当する効果を期待する。同社は製塩業界で約40%のシェアを持ち、電力・蒸気を大量に消費する塩生産の安定供給と脱炭素の両立を目指す。

日本海水は兵庫県赤穂市や福岡県苅田町で既に木質バイオマス発電を稼働させており、全社的に脱炭素への取り組みを加速。2030年度にはCO2排出量を2020年度比67%削減、2035年度には赤穂工場の施策と併せて製塩業界で初めてカーボンニュートラルを実現する見通しだ。地域資源を活用した発電で林業振興にも寄与しつつ、2050年のサプライチェーン全体での脱炭素化を掲げる。日本海水は国産塩の安定供給を維持しながら、環境負荷低減と持続可能な社会の両立を進める方針を示した。

【出典】
日本海水・讃岐工場、木質バイオマス発電所を2028年度運転開始 ~塩の安定供給体制の維持とともに、国内製塩メーカーとして初のカーボンニュートラル実現へ~
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。