【蓄電関連】大和ハウス工業:九州工場で系統用蓄電所の実証開始

(出典:HPより)
大和ハウス工業は、福岡県鞍手郡の九州工場跡地に同社初となる系統用蓄電所「DREAM Storage Battery福岡鞍手系統用蓄電所」を着工し、実証実験を開始した。設置するのは出力1.9MW、蓄電容量9.8MWhの大型蓄電池4台で、2026年7月頃の稼働を目指す。経済産業省・資源エネルギー庁の補助事業に採択されており、電力系統の需給安定化に寄与することを目的とする。再エネの普及で発生する余剰電力を充電し、不足時に放電する仕組みを構築する。
蓄電池市場は近年急拡大しており、日本電機工業会によると2024年度の系統用蓄電池出荷容量は約8GWhと10年で83倍に成長。大和ハウスは従来の発電所設計・施工(EPC)、発電(IPP)、売電(PPS)に加え、蓄電事業に参入することで、エネルギーソリューションの幅を拡張する。今後は実証を通じて運用方法や事業性を検証し、蓄電ビジネスの本格展開を視野に入れる。環境と調和した暮らしの実現に向け、再生可能エネルギーと蓄電の組み合わせによる新たな事業領域を切り拓く。
【出典】
▷当社九州工場において系統用蓄電所事業の実証実験を開始
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。